フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2018年10月05日 |
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規格品番 |
4833954 |
レーベル |
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SKU |
028948339549 |
20年の歳月を経てバッハの無伴奏全曲が遂に完結!
ヒラリーは1997年にCDデビュー(ソニー)、そのデビュー盤がバッハの無伴奏作品(ソナタ第3番、パルティータ第1番&第2番)でした。このデッカからリリースされる『ヒラリー・ハーン・プレイズ・バッハ』をもって、実に20年の時を経て『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』全曲が完成することになります。デビューからの約20年間で彼女の音楽性は深化の一途を辿りました。レパートリーを広げ、ヴァイオリン協奏曲の王道的な作品を発表しながら、現代作品に至るまで広く取り上げる現代屈指のヴァイオリニストになりました。2003年にドイツ・グラモフォンに移籍した後は、グラミー賞2度受賞(ソニー時代にも1回受賞)を果たすなど、更に磨きの掛かった技術と音楽性で人々を魅了してきました。今回デッカから発表されたバッハ・アルバムは、これまで歩んできたおよそ20年という歳月を振り返りながら初心に立ち戻り、新たな世界への一歩を力強く踏み出さんとする確かな意思を感じ取れる、研ぎ澄まされた音色に満たされています。
ユニバーサル・ミュージック/IMS
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:15:00
J.S.バッハ
1 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
2 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
3 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番 イ短調 BWV1003
【演奏】
ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
【録音】
2017年6月 ニューヨーク州 バード大学、Richard B. Fisher Center
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1.[CD]
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1.Sonata No. 1 in G Minor BWV 1001: 1. Adagio
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2.Sonata No. 1 in G Minor BWV 1001: 2. Fuga (Allegro)
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3.Sonata No. 1 in G Minor BWV 1001: 3. Siciliana
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4.Sonata No. 1 in G Minor BWV 1001: 4. Presto
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5.Partita No. 1 in B Minor BWV 1002: 1. Allemande
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6.Partita No. 1 in B Minor BWV 1002: 2. Allemande - Double
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7.Partita No. 1 in B Minor BWV 1002: 3. Courante
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8.Partita No. 1 in B Minor BWV 1002: 4. Courante - Double
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9.Partita No. 1 in B Minor BWV 1002: 5. Sarabande
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10.Partita No. 1 in B Minor BWV 1002: 6. Sarabande - Double
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11.Partita No. 1 in B Minor BWV 1002: 7. Tempo di Bourree
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12.Partita No. 1 in B Minor BWV 1002: 8. Tempo di Bourree - Double
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13.Sonata No. 2 in A Minor BWV 1003: 1. Grave
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14.Sonata No. 2 in A Minor BWV 1003: 2. Fuga
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15.Sonata No. 2 in A Minor BWV 1003: 3. Andante
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16.Sonata No. 2 in A Minor BWV 1003: 4. Allegro
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昨年にデビュー20周年を迎え新たな一歩を踏み出さんとする彼女が最初に選んだのは、正にそれに相応しいプログラムだ。バッハの無伴奏ヴァイオリン曲集よりソナタとパルティータ。記念すべきデビュー盤では披露されなかったもう3曲《ソナタ第1番》《ソナタ第2番》《パルティータ第1番》が収められ20年越しで全6曲が揃うというファンには堪らない演出というわけだ。今やシャコンヌの決定盤の名高いデビュー盤と対を成すも、ヒラリー・ハーンの持ち味である繊細さと力強さが(無伴奏が故に)圧倒的に映え勝るとも劣らない名盤に仕上がっている。
intoxicate (C)板谷祐輝タワーレコード (vol.136(2018年10月10日発行号)掲載)
同じ無伴奏3曲を弾いたデビュー盤に感動して、残りの3曲を待ちわびた結果、なんと20年ぶりとなる満を持しての登場に感謝。この間奏者として成熟を重ね、ソナタ第1番の冒頭から深淵な世界に引き込まれる。一音一音に耳を澄ませたくなる演奏だ。フーガの荘重さは多くの演奏にあるように音がきれぎれにならず、ひたすらバッハの音楽を奏で、ヴァイオリン全体がよく鳴っている。何度でも聴きたくなるすばらしい演奏の誕生である。
20年間待ったかいがありました。素晴らしい演奏を有難う御座いました。
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