目次
はじめに(ジョン・P・L・ロバーツ)

前奏曲
思い出はぞんざいに扱うべからず、あるいは、記憶の中のトロント・シンフォニー(1972年・遺稿)

インタヴュー 1
私は自然児です(1959年)

敬愛する音楽家たち
ヨーゼフ・クリップスを讃えて(1977年)
スヴャトラフ・リヒテル(1978年頃)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(1968年)
アレクシス・ワイセンベルク(1977年)
クラウス・オーガーマンとビル・エヴァンズ(1977年)

インタヴュー 2
アット・ホーム・ウィズ・グレン・グールド(1959年)

バッハ父子、ベートーヴェン、ブルックナー
バッハの普遍性(1961年)
頑固者バッハ(1962年)
バッハ演奏の進化(1977年)
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1968年)
純然たるベートーヴェンと編曲されたベートーヴェン(1968年)
ベートーヴェンといたずら書き(1967年)
ベートーヴェンの《悲愴ソナタ》――別の見方(1967年頃・遺稿)
ベートーヴェンの《ハンマークラヴィーア・ソナタ》(1971年)
ベートーヴェンの《テレーゼ・ソナタ》(1968年)
ベートーヴェンの偉大さ(1961年)
ブルックナー(1977年)

インタヴュー 3
ピアニストのままならぬ作曲活動(1959年)

ギボンズからサッリネンまで
ギボンズの讃美歌〈このように天使たちは歌い〉(1977年)
モンテヴェルディ、マントヴァの権勢(1968年)
メンデルスゾーンを讃えて(1977年)
ついにショパンとメンデルスゾーンを弾く(1970年)
ロシアの四人の作曲家たち(1963年)
シェーンベルクの遺産(1962年)
シベリウスとサッリネン(1977年)

インタヴュー 4
引退願望、作曲家への夢(1962年)

インタヴュー 5
ロシアに向けて語る(1964年)

芸術とメディア
創造プロセスにおける贋造と模倣の問題(1963年)
電子時代の音楽論――名誉博士号授与に答えて(1964年)
メディアとメッセージ――マーシャル・マクルーハンとの対話(1965年)
変奏の哲学(1964年)

インタヴュー 6
異才ピアニストの挑発的な洞察(1980年)

駆け足の回顧
六〇年代の音楽(1970年)

いくつかの共演
デュオ――ユーディ・メニューインとの対話(1966年)
ヘレン・ヴァンニとジュリアード弦楽四重奏団(1969年)

バッハからシェーンベルクへ
バッハとシェーンベルクの舞曲(1969年)
ヴァーグナーを編曲する(1973年)
シュトラウスの《カプリッチョ》と《メタモルフォーゼン》(1977年)
モーツァルトとヒンデミットをめぐって(1966年)
シュトラウス=シェーンベルク演奏会(1963年)
シェーンベルクの《ナポレオン・ボナパルトへの頌歌》(1967年)

インタヴュー 7
エクスタシーの重要性(1981年)

インタヴュー 8
録音アーティストとしての二十年(1981年)

終曲
私にとって録音プロセスとは何を意味するか(1982年・遺稿)

編者あとがき
訳者あとがき

註
文献目録
索引