◆表紙/SPECIAL INTERVIEW
奥田民生(14ページ)
2013年作『O.T.come home』以来、4年ぶりとなるオリジナル・アルバム『サボテンミュージアム』を2017/9/6にリリースした奥田民生。小原礼(b)、湊雅史(d)、斎藤有太(k)とともに作り上げたソリッドなバンド・サウンドが主体だが、彼の音楽には常にアコースティック・ギターが寄り添う。この新作や弾き語りスタイルの"ひとり股旅"などのアコギ・ワークを含め、奥田民生のアコースティック・サイドに迫ってみよう。1945年製ギブソンJ-45やシグネチャー・モデルTamio Okuda CF-100Eなどの愛用ギター・ギャラリーや、「野ばら」「息子」「無限の風」など数々の名曲を題材にした奏法分析から多角的に特集する。
◆THE INSTRUMENTS
～ビル・コリングス追悼企画 Collings Guitars & Mandolins
Bill Collings 1948-2017(21ページ)
アメリカの伝統楽器と言えるフラットトップ、アーチトップ、マンドリンなどの分野において他メーカーの追随を許さないほどのクオリティを誇るコリングス。その代表であるビル・コリングスが、2017年7月14日に逝去した。常に妥協のないモノ作りに徹するその姿勢は誰しもが認めるところであり、追悼会ではさまざまなミュージシャンやギター業界の主要人物が集い、ビルとの思い出を語らい、弔った。彼が残したギター製作家としてのクラフツマンシップや製造法がどのようなものだったのか、その功績をここに記す。
・ビル・コリングス・バイオグラフィー～コリングス創世記
・コリングス・ギャラリー～OM-2H Bra aaa Tree of Life、Arch-top 7Strings、D1T、Waterloo WL-14L、MT2 Mandolin、他
・遺作となったジュリアン・ラージOM1JL
・追悼コメント～チャーリー・セクストン、ボブ・テイラー、ディック・ボーク、ジョージ・グルーン、ジム・ダダリオ、他
・対談 有田純弘×市川智久(トーラスコーポレーション)
・ビルが残した功績/構造&製造法:川上裕介

◆PLAYING KNOW HOW
～ひと味違う!?直伝講座～
嘉門タツオ×マキタスポーツのアコギ弾き語りのススメ(14ページ)

◆INTERVIEW
高田漣、ベッカ・スティーヴンス、大森靖子

◆LIVE REPORT
ジャンゴ東京フェスティバル2017～アドリエン・モニャール、他

◆CD特集
◆連載セミナー&コラム サウンド・ホール
吉川忠英
岡崎倫典「セイビング・オール・マイ・ラヴ・フォー・ユー」
打田十紀夫
吉田次郎「AS TIME GOES BY」総括編
内田勘太郎
中村善郎
アーヴィン・ソモギ
寺崎誠

◆BEST SONGS FOR ACOUSTIC GUITAR
「イージュー★ライダー」奥田民生
「さくらさくら(フラメンコ・バージョン)」沖仁

◆GEARS
BOSS AD-10×井草聖二
ZOOM AC-3×打田十紀夫
MARTIN CUSTOM REVIEW×森恵
MORRIS×エバラ健太

●ザ・フィンガースタイリスト～第59回 西村ケント「Message in a Bottle」
●連載 ミュリエル・アンダーソンの音世界
●AGMギター・グラフ～第70回 Saigenjiの西野春平Type26
●にっぽんのギター工房～第59回 HIDAKA弦楽器～日髙雅樹
●ニュー・ギア・サウンド・チェック
●バックナンバー/バックナンバー常設店リスト