あの時、ドアを開けていれば―。

◆7作品連続カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品の快挙!パルムドール大賞二冠に輝く世界の巨匠 ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督新作!
作品を発表するごとにカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、2度のパルムドール大賞のほか、数々の映画賞を世界中で獲得しているジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督。今回題材に選んだのは謎の死を遂げた"名もなき少女"に何が起こったかを探るという物語。人間心理を描く、極上のヒューマン・サスペンスが誕生!

◆診療所近くで見つかった身元不明の少女の遺体。少女は誰なのか。なぜベルを押したのか。謎の少女の死を巡るヒューマン・サスペンス!
診療時間をとっくに過ぎた午後8時に鳴ったドアベルに応じなかった若き女医のジェニー。その翌日、診療所近くで身元不明の少女の遺体が見つかるが、それは診療所のモニターに収められた少女だったことがわかる。「あの時、応えていたら、何が違ったのか・・・」救えたかも知れない命を見過ごしてしまったジェニーは責任を感じ、亡くなる直前の少女の足取りを探るうちに自らも危険に巻き込まれていく。ジェニーがたどり着く意外な死の真相とは―。

◆セザール賞受賞の若手実力派女優 アデル・エネル主演!
主人公のジェニーを演じるのは2013年にセザール賞助演女優賞、翌年には同賞主演女優賞受賞と、フランス最大の映画賞であるセザール賞を席巻し続けている若手実力派女優のアデル・エネル。かねてからダルデンヌ兄弟のファンだったという彼女は、名もなき少女の死を受け入れきれない医者という難役を見事に演じた。