イアン・ボストリッジ/Shakespeare Songs

クラシック

Shakespeare Songs

イアン・ボストリッジ

★★★★★

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商品の情報

フォーマット	CD
構成数	1
国内/輸入	輸入
パッケージ仕様	-

発売日	2016年09月09日
規格品番	9029594473
レーベル	Warner Classics
SKU	190295944735

作品の情報

メイン

演奏者

：

イアン・ボストリッジ

その他

演奏者

：

アントニオ・パッパーノ

、アダム・ウォーカー

、ローレンス・パワー

、マイケル・コリンズ

、エリザベス・ケニー

、 Bostridge, Ian [Tenor Vocal]

作曲

：

ジェラルド・フィンジ

、ウィリアム・バード

、トマス・モーリー

、ジョン・ウィルソン (Composer)

、ロバート・ジョンソン (English Composer)

、フランツ・シューベルト

、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン

、ロジャー・クィルター

、アイヴァー・ガーニー

、ピーター・ウォーロック

商品の紹介

グラミー賞受賞者で、イギリスを代表する名テノール、イアン・ボストリッジと、ロイヤル・オペラの指揮者アントニオ・パッパーノ。20年以上の長い期間に渡って共演を重ね、世界中を熱狂させているこの2人は、2016年のシェイクスピア没後400年を記念する新しいプロジェクトに取り掛かりました。ボストリッジにとってシェイクスピアは「人生の一部」と呼ぶほどに大切な存在であり、すでにブリテンの「夏の夜の夢」やアデスの「テンペスト」で素晴らしい歌唱を披露していますが、今回のアルバムでは更に多彩な音楽…シェイクスピアからインスピレーションを受けた年代も国も違う作曲家たちの作品が歌われています。フィンジ、ブリテン、バードといったイギリスの曲から、コルンゴルトやストラヴィンスキー、プーランク、果ては名も知れぬ吟遊詩人の曲まで、ほぼ4世紀に渡る作品をボストリッジとパッパーノは丁寧に掘り下げていきます。また彼らの友人であるリュート奏者エリザベス・ケニー、フルーティスト、アダム・ウォーカー、ヴィオラ奏者ローレンス・パワー、クラリネット奏者マイケル・コリンズも演奏に加わり、濃密な世界を作り上げています。何よりボストリッジの表情豊かな歌は、歌と演劇の究極の融合から生まれたものであり、聴き手を幽玄な世界へといざないます。
ワーナーミュージック・ジャパン

発売・販売元提供資料（2016/07/04）

収録内容

構成数 | 1枚

合計収録時間 | 01:07:00

エディション | Deluxe Edition

【曲目】
1) フィンジ:歌曲集『花輪を捧げよう』Op.18,
2) バード:『カリーノ・カスチュラメ』,
3) モーリー:『そいつぁ、恋する若者と彼女』,
4) ジョン・ウィルソン:『もうその唇はみせないで』,
5) モーリー:『おい、俺の彼女』,
6) ロバート・ジョンソン:『蜂が吸うところで私も吸う』,
7) ロバート・ジョンソン:『五尋の深い海底に』,
8) シューベルト:『シルヴィアに』,
9) ハイドン:『彼女は決して恋心を語りませんでした』,
10) クィルター:『来たれ、死よ』,
11) アイヴァー・ガーニー:『緑の木陰で』,
12) ウォーロック:『花開く嫁取り時期』,
13) ウォーロック:『スイート・トゥウェンティ』,
14) コルンゴルト:『デスデモーナの歌』,
15) コルンゴルト:『道化の歌』より「来たれ、死よ」,
16) コルンゴルト:『道化の歌』より「失敬、悪魔殿」,
17) プーランク:『ファンシー』,
18) ブリテン:『ファンシー』,
19) ティペット:歌曲集『アリエルのための歌』,
20) ストラヴィンスキー:『聴くための音楽なのに』,
21) ストラヴィンスキー:『五尋の深い海底に』,
22) ストラヴィンスキー:『春』,
23) 作者不詳:『雨が毎日降るからさ』

【演奏】
イアン・ボストリッジ(テノール)、
アントニオ・パッパーノ(ピアノ)、
アダム・ウォーカー(フルート)、
ローレンス・パワー(ヴィオール)、
マイケル・コリンズ(クラリネット)、
エリザベス・ケニー(リュート)

【録音】
2016年2月7, 9, 11日、St. Judes Hampstead Garden Suburb

1.

[CD]
- 1.
  
  Let Us Garlands Bring: I. Come away, come away, death
- 2.
  
  Let Us Garlands Bring: II. Who is Silvia?
- 3.
  
  Let Us Garlands Bring: III. Fear no more the heat o' the sun
- 4.
  
  Let Us Garlands Bring: IV. O mistress mine
- 5.
  
  Let Us Garlands Bring: V. It was a lover and his lass
- 6.
  
  Caleno Custure me
- 7.
  
  It was a lover and his lass
- 8.
  
  Take, o take those lips away
- 9.
  
  O mistress mine
- 10.
  
  Where the bee sucks
- 11.
  
  Full fathom five
- 12.
  
  An Silvia, D891
- 13.
  
  She never told her love
- 14.
  
  Three Shakespeare Songs, Op. 6: I. Come away, death
- 15.
  
  Under the Greenwood Tree
- 16.
  
  Pretty Ring Time
- 17.
  
  Sweet and Twenty
- 18.
  
  Four Shakespeare Songs, Op. 31: I. Desdemona's Song
- 19.
  
  Songs of the Clown, Op. 29: I. Come away, death
- 20.
  
  Songs of the Clown, Op. 29: II. Adieu, good man devil
- 21.
  
  Fancie
- 22.
  
  Fancie
- 23.
  
  Songs for Ariel: I. Come unto these yellow sands
- 24.
  
  Songs for Ariel: II. Full fathom five
- 25.
  
  Songs for Ariel: III. Where the bee sucks
- 26.
  
  Three Songs from William Shakespeare: I. Musick to heare
- 27.
  
  Three Songs from William Shakespeare: II. Full fadom five
- 28.
  
  Three Songs from William Shakespeare: III. Spring (When daisies pied)
- 29.
  
  When that I was and a little tiny boy

レビュー

2016年はシェイクスピア没後400年。文豪の手によるテキストに時代を超えて書かれた様々な作曲家による作品を収めています。知性派テノールらしくプログラムは実に多彩。同時期に活躍したモーリー、ロバート・ジョンソン、それからハイドン、シューベルト、ここでは名曲《シルヴィアに》を英語で歌っています。さらに時代を進んでブリテン、コルンゴルトまで。ピアノはマエストロ、パッパーノ。エリザベス・ケニーのリュート伴奏もあり、またストラヴィンスキーではマイケル・コリンズのクラリネット他の室内アンサンブルとの共演。濃厚で表現力豊かな歌唱ぶりが素晴らしく、記念年にふさわしい一枚です。
intoxicate (C)古川陽子

タワーレコード（vol.124（2016年10月10日発行号）掲載）