フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2016年07月14日 |
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規格品番 |
PM2183 |
レーベル |
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SKU |
753957218324 |
収録された10曲は、ファースト・セットを中心にしたもので、どの曲も捨て曲なしの演奏ですが、中でもM3はシンプルなブルージー・ナンバーの中で、3人がアイコンタクトをしながら、一本の見えない糸ででも繋がっているかのように、絶妙にテンポアップして即興を楽しむジャズの魅力に満ちた演奏。Duo作も制作した経験があるブノア・デルベックに捧げた演奏は、一転緊迫したアーティステックな演奏。一方、2015年の来日ライヴでもたびたび披露したビートルズ・ナンバー「For No One」の美しさは絶品!美しいメロディの中にメランコリックな感覚がにじむ原曲の世界とまるで対話するように一音一音を紡いでいくハーシュのピアノには、筆舌に尽くしがたいものがあります。もちろんライヴでは必ず織り込むというモンクの楽曲も演奏。今回は軽妙なアレンジを施した「We See」を、3人のキメもバッチリ設定しつつ、スウィンギーに演奏!伝統的な演奏スタイルに真正面から向かい合いながら、新鮮さを見せるのも、正にこのトリオならでは。そして、ラストは、これも究極といえましょう。フレッド・ハーシュの至高の名バラード曲「Valentine」は美の極致。ハーシュのファンはもちろんのこと、ジャズファンのみならず、多くの人の心を揺るがす音がここにあります。ジョン・エベール、エリック・マクファーソンとのトリオは、今7年。ヴィレッジ・ヴァンガードでは2作目のライヴ録音。重篤な病を経ての奇跡の復活作から、一作ごとに自由度を獲得していく様子が記録されていますが、フレッド・ハーシュ曰く、"ここには、スタジオではほとんど不可能に近いライヴならではの音がある"とのこと。多くのミュージシャンもリスペクトしてやまず、この一週間も数々のミュージシャンがヴァンガードに観客としてヴァンガードに来店。多くの方に聴いていただきたい一作です。
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:07:54
Audio Mixer: James Farber. Liner Note Author: Fred Hersch. Recording information: Village Vanguard, NYC (03/27/2016).
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1.[CD]
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1.Cockeyed Optimist, A
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2.Serpentine
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3.Optimum Thing, The
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4.Calligram
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5.Blackwing Palomino
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6.For No One
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7.Everybody's Song But My Own
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8.Peacocks, The
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9.We See
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10.Solo Encore: Valentine
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ビル・エヴァンスの傑作ライヴ『ワルツ・フォー・デビイ』の舞台でも知られる、NY名門ジャズ・クラブ、ヴィレッジ・ヴァンガード。今年(2016年)の3月に自身のトリオで、6日間の公演を行い大好評を博したフレッド・ハーシュ。本作はそのパフォーマンスの中から、最終日にあたる日曜日の公演を収録し、ファーストとセカンド・セットの充実した演奏が聴ける。知的でイマジネイティヴなハーシュのピアノにリズム・セクションは即応し、独自のトリオ美学を展開してゆく。楽曲はハーシュ自身のオリジナルの他、10分にわたるジミー・ロウルズの 《ピーコックス》やモンクの《ウィ・シー》などが聴き所。
intoxicate (C)馬場雅之タワーレコード (vol.123(2016年8月10日発行号)掲載)
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