よりストイックに、そしてより自由に。現代エクスペリメンタル・ロック・バンドの最高峰が遂に帰還!2015年に入ってライブ活動を再開させ、新作の到着が噂されていたバトルスが、4年振りとなるサード・アルバム『La Di Da Di』のリリースを発表!芸術性、実験性、テクノロジー、そして一点集中主義という、他に類のない組み合わせで構成された、現代エクスペリメンタル・ロック・バンドの最高峰、バトルス。メンバーのデイヴ・コノプカ、イアン・ウィリアムズ、そしてジョン・ステニアーの3人が「バトルスとは何か」を自らに問いただし、導き出した答えこそが〈Warp〉契約以降初の全編インスト・アルバムとなった本作である。全編を通して至る所で仕掛けられる、痛烈で、激しく、容赦のない攻撃、その中をくぐり抜けるメロディとハーモニー。さらに磨きのかかった緻密さと同時に、かつてないほどの解放感を備えた本作は、彼らが今キャリアの絶頂を迎えようとしていることを証明している。国内盤にはボーナス・トラックが追加収録され、こちらの初回生産盤はポスター付き紙ジャケット仕様。
発売・販売元 提供資料(2015/07/16)
ゲスト・シンガーの手を借りてタイヨンダイ・ブラクストンの脱退を何とか切り抜けた前作から3年、改めて〈バトルスとは何か?〉を自問した結果、残された3人は全編インストゥルメンタルでアルバム制作に挑むことを決意。そう、本作は言わば原点回帰的な一枚なのです。アフロビートあり、ミニマル・テクノあり、ハード・ロックあり、トランスあり、レゲエあり……と、アートワーク通りヘンテコな組み合わせの楽曲は、どれもダイナミックなドラム・ループを軸にしていて、このバンドらしいビート・コンシャスな仕上がりに。とっても複雑なことを演っているんだろうけど、それをまったく感じさせず、ひたすら踊らせてくれる点が凄い! 出世作『Mirrored』の興奮がふたたび!!
bounce (C)小泉いな子
タワーレコード(vol.383(2015年9月25日発行号)掲載)