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フォーマット |
CD |
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構成数 |
4 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
ボックス |
発売日 |
2014年10月07日 |
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規格品番 |
88843064992 |
レーベル |
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SKU |
888430649927 |
そのダークでロマンティックかつ強靭な歌声で今や世界中から引っ張りだこのスーパースター・テノール、ヨナス・カウフマン。ソニー・クラシカルへ移籍後3枚目となるその新録音は、1925年~35年にかけての10年間に、ドイツをはじめとするヨーロッパを席巻した黄金時代のオペレッタとポピュラー・ソング集です。
20世紀初頭、ベルリンやウィーンを席巻したレハールやカールマン作曲のオペレッタは、美しく親しみやすいメロディの歌やダンスで構成され、20世紀中葉からアメリカに輸入されて発達したミュージカルの原型ともいえるものです。またトーキー映画でも歌や音楽を伴った作品が数多く作られ、中には爆発的なヒットを飛ばしたものもでてきました。
リヒャルト・タウバー、ヨーゼフ・シュミット、ヤン・キープラといった当時の人気テノールによって歌われたこれらのオペレッタやヒット・ソングは、第2次大戦に突入する直前の音楽的・文化的に最も繁栄を誇ったドイツの黄金時代の華麗かつノスタルジックな気分を反映したもの。最近日本でも上演が相次いだコルンゴルトの歌劇「死の都」の最も有名なアリア「この身にとどまるしあわせよ」が含まれているのも同じ理由によるものといえるでしょう。当アルバムはそうした20世紀初頭の文化や芸術が爛熟した黄金時代へのカウフマンによるオマージュであり、そのフレキシブルかつ気迫のこもった熱唱が聴きものです。
2011年8月、ベルリンのヴァルトビューネで行われたガラ・コンサートでアンナ・ネトレプコやアーウィン・シュロットと共演した際にカウフマンの頭にひらめいたのがこのアルバムのコンセプトで、それ以来3年がかりで作品を調べ、2014年にようやく録音にこぎつけました。特にこだわったのは、後年の編曲ではなく、作曲者が構想したオリジナル通りに演奏することでした。
カウフマンのコンサートの定番アンコールである「君はわが世界」「歌は世界を巡る」も収録しています。
収録は、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルのベートーヴェンやシューマンの交響曲全集の録音で知られるベルリンのフンクハウス・ナレーパシュトラッセで行われました。ここは旧東ドイツ時代の国営放送局の巨大な施設後で、その中にある音響効果の優れた大ホールで収録されています。録音最終日は聴衆を招待してのライヴ演奏が行われ、その模様は映像収録されました(その模様は、DISC3[3曲抜粋]とDISC4[全曲]に収録)。収録曲のうち、3曲では、ソプラノのユリア・クライターと共演しています。
ソニー・ミュージック
ソニー・ミュージック
構成数 | 4枚
合計収録時間 | 02:09:00
[特典]
(1)ヨナス・カウフマン・フォト・カレンダー
(2)カウフマンの直筆サイン入りポートレイト
(3)カウフマン・ポストカード3枚
(4)LPサイズの特製ボックスに収納
エディション | Deluxe Edition
1. レハール:喜歌劇「パガニーニ」より 僕は女たちによくキスをした
2. ヘイマン:映画「ブロンドの夢」より 世界のどこかに
3. タウバー:喜歌劇「歌う夢」より 君は我が世界
4. レハール:喜歌劇「フラスキータ」より 青空が天蓋の寝台に
5. シュトルツ:映画「愛のコマンド」より 君は夢の中で全てを
6. カールマン:喜歌劇「マリッツァ伯爵夫人」より ウィーンによろしく
7. レハール:喜歌劇「微笑みの国」より 君は我が心の全て
8. メイ:映画「歌は世界を駆け巡る」より 歌は世界を巡る
9. レハール:喜歌劇「ジュディッタ」より 友よ、人生は生きる価値がある
10. アブラハム:喜歌劇「ヴィクトリアと軽騎兵」より 私に再び別れの手を
11. ベナツキー:喜歌劇「白馬亭にて」より それは素晴らしいもの
12. アブラハム:喜歌劇「ハワイの花」より 長椅子のお人形さん
13. シュトルツ:喜歌劇「別れる訳は聞かないで」より 愛は終わった
14. スポリアンスキー:映画『夕暮れの歌』より 今宵こそは
15. キュネッケ:喜歌劇「女大罪人」より シュレンクの生涯の歌
16. コルンゴルト:歌劇「死の都」より この身にとどまるしあわせよ
2,3,5,8,13,14:編曲:アンドレアス・N・タルクマン
<DISC2=DV>メイキングDVD
1. ベルリン・フンクハウス・ナレーパシュトラッセでのレコーディング風景(ドイツ語)
2. ベルリン・フンクハウス・ナレーパシュトラッセでのレコーディング風景(英語)
3. タウバー:喜歌劇「歌う夢」より 君は我が世界
4. ヘイマン:映画「ブロンドの夢」より 世界のどこかに
5. レハール:喜歌劇「パガニーニ」より 僕は女たちによくキスをした
<DISC3=CD>ドイツ語(10曲)+英語(6曲)およびフランス語(1曲)歌唱収録版
1. レハール:喜歌劇「パガニーニ」より 僕は女たちによくキスをした(英語版)
2. レハール:喜歌劇「微笑みの国」より 君は我が心の全て(英語版)
3. タウバー:喜歌劇「歌う夢」より 君は我が世界
4. レハール:喜歌劇「フラスキータ」より 青空が天蓋の寝台に(英語版)
5. シュトルツ:映画「愛のコマンド」より 君は夢の中で全てを
6. カールマン:喜歌劇「マリッツァ伯爵夫人」より ウィーンによろしく
7. ヘイマン:映画「ブロンドの夢」より 世界のどこかに
8. メイ:映画「歌は世界を駆け巡る」より 歌は世界を巡る(英語版)
9. レハール:喜歌劇「ジュディッタ」より 友よ、人生は生きる価値がある
10. アブラハム:喜歌劇「ヴィクトリアと軽騎兵」より 私に再び別れの手を
11. ベナツキー:喜歌劇「白馬亭にて」より それは素晴らしいもの(英語版)
12. アブラハム:喜歌劇「ハワイの花」より 長椅子のお人形さん
13. シュトルツ:喜歌劇「別れる訳は聞かないで」より 愛は終わった(英語版)
14. スポリアンスキー:映画『夕暮れの歌』より 今宵こそは
15. キュネッケ:喜歌劇「女大罪人」より シュレンクの生涯の歌
16. コルンゴルト:歌劇「死の都」より この身にとどまるしあわせよ
17. レハール:喜歌劇「微笑みの国」より 君は我が心の全て(フランス語版)
3,5,7,8,13,14:編曲:アンドレアス・N・タルクマン
<DISC4=DVD>コンサートDVD「ライヴ・イン・ベルリン」[全曲ドイツ語歌唱版]
1. イントロダクション
2. レハール:喜歌劇「ジュディッタ」より 友よ、人生は生きる価値がある
3. カールマン:喜歌劇「マリッツァ伯爵夫人」より ウィーンによろしく
4. スポリアンスキー:映画『夕暮れの歌』より 今宵こそは
5. メイ:映画「歌は世界を駆け巡る」より 歌は世界を巡る
6. シュトルツ:映画「愛のコマンド」より 君は夢の中で全てを
7. ベナツキー:喜歌劇「白馬亭にて」より それは素晴らしいもの
8. タウバー:喜歌劇「歌う夢」より 君は我が世界
9. スポリアンスキー:映画『夕暮れの歌』より 今宵こそは
10. ヘイマン:映画「ブロンドの夢」より 世界のどこかに
11. レハール:喜歌劇「フラスキータ」より 青空が天蓋の寝台に
12. レハール:喜歌劇「パガニーニ」より 僕は女たちによくキスをした
13. レハール:喜歌劇「微笑みの国」より 君は我が心の全て
14. コルンゴルト:歌劇「死の都」より この身にとどまるしあわせよ
15. アブラハム:喜歌劇「ヴィクトリアと軽騎兵」より 私に再び別れの手を
16. アブラハム:喜歌劇「ハワイの花」より 長椅子のお人形さん
17. クレジット
4,5,6,8,9,10:編曲:アンドレアス・N・タルクマン
【演奏】
ヨナス・カウフマン(テノール)
ユリア・クライター(ソプラノ) DISC1:10,12,16/DISC3:10,12,16/DISC4:14-16
ベルリン放送交響楽団
指揮:ヨッヘン・リーダー
【録音】
2014年1月15日~22日、ベルリン、ベルリン・フンクハウス・ナレーパシュトラッセ(DISC2:3-5, DISC4=ライヴ・レコーディング)
[プロデューサー]
フィリップ・ネーデル
[エンジニア]
フィリップ・サイニー
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1.[CD]
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1.Gern hab' ich die Frau'n gekusst (aus Paganini)
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2.Irgendwo auf der Welt (aus Ein blonder Traum)
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3.Du bist die Welt fur mich (aus Der singende Traum)
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4.Hab' ein blaues Himmelbett (aus Frasquita)
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5.Im Traum hast du mir alles erlaubt (aus Liebeskommando)
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6.Grub mir mein Wien (aus Grafin Maritza)
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7.Dein ist mein ganzes Herz! (aus Das Land des Lachelns)
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8.Ein Lied geht um die Welt
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9.Freunde, das Leben ist lebenswert! (aus Giuditta)
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10.Reich mir zum Abschied noch einmal die Hande (aus Viktoria und ihr Husar)
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11.Es muss was wunderbares sein (aus Im weissen Ross'l)
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12.Diwanpuppchen (aus Die Blume von Hawaii)
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13.Frag nicht, warum ich gehe (Das Lied ist aus)
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14.Heute Nacht oder nie (aus Das Lied einer Nacht)
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15.Das Lied vom Leben des Schrenk (aus Die grobe Sunderin)
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16.Gluck, das mir verblieb (aus Die tote Stadt)
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2.[DVD]
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3.[CD]
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4.[DVD]
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現代を代表するテノール、カウフマンが1920-30年代に流行したレハール、カールマン等のオペレッタのアリア、そしてポピュラーソングを歌っています。テノールでありながら魅惑的な低声の響きも合わせ持つカウフマン、アンコールの定番にしている「君は我が世界」を始め、ロマンティックで華やかな曲目が力強く凛々しい美声とぴったり合って素敵。その艶やかな歌にすっかり魅了されます。本国ドイツでは特に絶大な人気を誇っているカウフマン、今回はその人気の程の証明のような、カレンダー、ポストカードとたくさんおまけがついたデラックス盤もあり、ファンにはたまらないリリースとなりました。
intoxicate (C)古川陽子タワーレコード (vol.112(2014年10月10日発行号)掲載)
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