フォーマット |
CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2014年09月12日 |
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規格品番 |
TWCO-72 |
レーベル |
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SKU |
4988001763529 |
※MS 24bit Processing 192kHz-24bitリマスタリング(日本コロムビア保有のアナログ・マスター・テープより2014年に192kHz/24bitリマスタング)
※新規ジャケット・デザイン採用
※ステレオ録音。マスタリング・エンジニア:毛利篤氏(日本コロムビア)
※解説:宇野功芳氏、解説部分8ページ
※一部お聴き苦しい箇所がございますが、オリジナル・テープにあるものです(元々のマスターに入っている欠落やノイズもそのまま収録されています)。ご了承ください。
最晩年のシューリヒトがコンサートホール・レーベルと行った録音は、この指揮者の偉大さを伝えるものとして高く評価されながらも、常に音質の悪さと闘う宿命を背負ってきました。今回の復刻に至り、漸くその呪縛から解放されたのではないでしょうか。36番「リンツ」第1楽章での豪快極まりないスピードの中、わずか数小節に満たない弦の響きに対する細やかな音の振るわせ方、38番「プラハ」での重いから軽いへの重心移動の見事さ、40番の枯淡・豪胆の使い分け、そして41番「ジュピター」での、切れば血の出そうな生々しさに込められた一音も疎かにしない表現力の高さ・・・それらをモダン楽器というモーツァルトの音楽にとっては重装備なはずのオーケストラから引き出していく様が事細かに聴こえてくるようになりました。
シューリヒトの音楽に触れてこなかった方には今回の音源をおすすめしたいのはもちろんの事、こちらの音源をお持ちの方にもぜひ音の違いを聴き比べていただきたいと思います。
今回の再発においては、日本コロムビア所蔵のアナログ・マスターより、新規でCDマスターを制作しました。アナログ・マスター・テープから入念にデジタル化(192kHz/24bit)し、さらに綿密なリマスタリングを施した上で発売いたします。国内盤では1990年以来の発売。
構成数 | 2枚
合計収録時間 | 01:39:11
モーツァルト:
<DISC1>
1.交響曲 第36番 ハ長調 K.425《リンツ》
2.交響曲 第38番 ニ長調 K.504《プラハ》
<DISC2>
3.交響曲 第40番 ト短調 K.550
4.交響曲 第41番 ハ長調 K.551《ジュピター》
【演奏】
パリ・オペラ座管弦楽団
カール・シューリヒト(指揮)
【録音】
1961年11月(1)、1963年6月(2)、パリ
オリジナル記載無し(3,4) [1964年6月、パリ?]
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1.[CD]
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2.[CD]
玄人好みのシューリヒトらしく、即興的な鋭い閃きと多彩なニュアンスで新鮮なモーツァルト音楽を楽しめます。速いイン・テンポの快さで淡々としていますが、冴えたリズムや細部での迫力と味つけに魅力があります。明るく澄んだ響きも爽快で、聴者を満足させるものがあります。
※アナログ録音、ジュエルCDケース10ミリ厚。
以前のCDより音が良くなっている。シューリヒトの描く細やかなニュアンスが、より感じられるようになった。ありがとうございました。
スクリベンダム盤には入ってなかった「リンツ」も名演と思います。特に2楽章は何度聞いても飽きないですね。「プラハ」はシューリヒトの代表的名演ですが、今回のリマスターで驚いたのは、2楽章104小節3拍目~106小節2拍目までシューリヒトの歌声(1stvn.の1オクターブ下)がきこえました。実は今回のリマスターのおかげでCDを聞く回数が増えました。タワレコさんコロムビアさんありがとうございます。
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