悪に染まる男、悪に狂う男、悪を守る男。
壮絶な刑事悪―。

究極の"悪"に染まったロバート・デ・ニーロ!
50セント、フォレスト・ウィテカー共演、NY市警の腐敗と陰謀の行き着く果てを描いたクライム・アクション!

正義なきニューヨーク市警(NYPD)の腐敗と陰謀の行き着く果て―壮絶な"刑事悪"を衝撃的なスリルとともに描いたクライム・アクション!!

NYPDの過酷な現実を目の当たりにしていく新人警官ジョナスを演じるのは、ヒップホップ界のスーパースターであり、俳優としても精力的に活動しているカーティス"50セント"ジャクソン。ドラッグ・ディーラーだった母を殺害され、自身も十代前半にして麻薬の売人になった経歴を持つ、波瀾万丈な人生を歩んできた50セントが、プロデューサーと出演を兼任して実現させた入魂の企画でもある。
NYPD内部に巣食う"悪のピラミッド"の頂点に君臨するサルコーネ警部を演じるのは、泣く子も黙る名優ロバート・デ・ニーロ。法の遵守などそっちのけで、麻薬ビジネスに心血を注ぐサルコーネは、まさに悪の権化。理想に燃える若手警官たちを、金と女とドラッグでまんまとたらし込み、己の忠犬として飼い慣らしていく極悪刑事を凄みたっぷりのカリスマ的存在感で体現している。
サルコーネの片腕であるジャンキー刑事、ラルーを演じるのはフォレスト・ウィテカー。『ラストキング・オブ・スコットランド』(06)でアカデミー賞主演男優賞を受賞した大物俳優が、常人離れした怪優ぶりを遺憾なく発揮し、ただならぬ緊迫感を映画に吹き込んでいる。