オリジナル・アルバム『Baton』は、寺岡呼人の4年振りとなる待望の作品。本アルバムのタイトルともなる楽曲“バトン”は、自身が主催するライヴ・イベント「Golden Circle Vol,18」で披露され話題となった楽曲。作詞に桜井和寿(Mr.Children)、ドラムに鈴木英哉(Mr.Children)が参加。4月から配信およびツアー会場限定で発売され、寺岡自身も思い入れがある曲です。その他、ライヴ・イベント「Golden Circle Vol,18」でアンコールの最後に毎公演披露し、ファンへの感謝の想いを綴った“ご贔屓に”や、今年5月から開催された全国ツアーのタイトルともなった楽曲“BLOOD,SWEAT&LOVE”も収録されます。アルバム制作にあたり、寺岡呼人がこれまでの音楽活動を通じて出逢ったミュージシャンに協力をオファーしたところ、楽曲提供には佐藤竹善、多保孝一、レコーディングには鈴木英哉(Mr.Children)、C.C KING、八木のぶお、松原正樹ら豪華メンバーの参加が決定。寺岡呼人の「今」を実感してもらえる傑作が完成いたしました。
発売・販売元 提供資料(2014/07/04)
『BATON』
「LIVE」という言葉が好きだ。
“生きてる”と実感させてくれる瞬間になるべく浸りたいし、
そういうものを見たり、聴いたりする事も、強く欲するようになった。
“生きてる”と実感させてくれる事が創作の基準になってるのかもしれない。
そういう意味で、ここ数年書く曲も「“生きてる”と実感させてくれる」ものが増えてきた気がする。
自分の「今」を切り取る。
それこそが「作品」だと思うし、「ロック」だと思う。
ムードやスタイルではなく、なるべく素直にミーハーに、
やりたい事を即実行に移せる間は創造力があると最近は特に思う。
そして最近は常々「シンガーソングライターという言葉が嫌」と公言していて(笑)、
ミュージシャンもスタッフも「シンガーソングライター」という言葉に流され、歌詞などをなおざりにしてる気がする。
だから、もっと色んな人と一緒に作ればいいと、、、。
それには僕も実践しないと、と思い、今回は素晴らしい人達に楽曲も提供してもらった。
佐藤竹善さん、そして多保孝一さん。
そして、前作から縁で作詞家の山田ひろしさんには歌詞を全面的に手伝って頂き、ボーカルディレクションまでお願いした。
この出会いも「“生きてる”と実感させてくれる」からこその縁だと思っている。
久々のニューアルバムだけど、ゴールデンサークルで生まれた「バトン」「ご贔屓に」を含め、
寺岡呼人の「今」を実感してもらえる傑作が生まれたと思う。 (C)寺岡呼人
発売・販売元 提供資料(2014/07/03)
ソロ活動21年目の秋に届けられた4年ぶりとなるオリジナル・アルバム。自分の〈いま〉を切り取ることをテーマにしたという本作には、桜井和寿が歌詞を書いた表題曲をはじめ、これまでの活動を通じて出会った音楽家たちからの提供曲がいろいろと。呼人節全開なミディアム・ナンバー“流星”を筆頭に、とにかくジェントルなメロディーを持った、ハートフルなポップソングが満載。この温かさはハートの冷えを収める作用があり。
bounce (C)桑原吏朗
タワーレコード(vol.371(2014年9月25日発行号)掲載)