DJハーヴィーによる幻のサイケデリック・プロジェクト、ワイルデスト・ドリームスによるフル・アルバムが登場!注目のデビュー・アルバムは、淫靡なプロモ・クリップも話題沸騰の先行シングル「Last Ride」を筆頭に、サイケとブルース、ジャズロックの狭間で、筋金入りのレコード・マニアらしい、アナログでヴィンテージな質感を前面に打ち出したヤサグレたバンド・スタイルを展開、「ソングライター/バンド・マンとしてのハーヴィー」という新たな一面を浮き彫りにした問題作。まるで60年代のサイケデリック・コミューンから裸のまま抜け出してきたかのような、あるいは、2003年の伝説的ミックス『マッド・ドッグ・クロニクルズ』のエッセンスを抽出してバンド・スタイルで増幅させたかのような、夜の世界の全てを知り尽くした好事家ならではとも言えるフリークアウトしまくりのロック・アルバムで、<ロクスソルス>とはまた異なるスモーキーな音の桃源郷を描き上げることに成功。レコーディングは、ハーヴィー自身がヴォーカルとドラムス、ギターを担当して、ストーンズ・スロウやユビキティーなどの名門レーベルから作品をリリースするThe LionsやOrgoneなどといったバンドに参加する、Dan Hastie、Ethan PhillipsとSergio Riosという3名の腕利きミュージシャンをバックに従えて行われた。長くクラブ・シーンの頂点に君臨してきたベテランらしいウィキッドなセンスが散りばめられた極上のリスニング作品で、ダンス・ミュージック・ファンのみならず、好奇心旺盛な全ての音楽ファンにレコメンドしたいトップ・プライオリティ作品。イジャット・ボーイズ、ラヴンタグ、リンドストローム、DJガースなどのファンはもちろんマスト。全曲Harvey W Bassett=DJハーヴィーのプロデュース。
発売・販売元 提供資料(2014/06/16)
近年のロクスソルスでの活動や初の公式ミックス『XMIX 01』の発表、伝説的な作品『Sarcastic Study Masters Vol. 2』の復刻などなど、常に話題を提供し続ける生ける伝説、DJハーヴィーの新プロジェクトがスタートいたしました。でもって、リンドストロムやトッド・テリエでお馴染みなスモールタウン・スーパーサウンドからのリリースってことで否応なく高まるってもんですが、もちろん出来は期待を裏切りません! ブルージーでサイケデリックなロック・スタイルはマップ・オブ・アフリカで醸していた気分を踏襲しつつ、フリーキーすぎるジャズ・ロックやギター・アンビエント風なスタイルも新たに聴かせてくれます。土埃の舞う荒野でギターが咽び泣く、オトコの一枚をお楽しみください。
bounce (C)サクライマー
タワーレコード(vol.369(2014年7月25日発行号)掲載)