溶ける程にセクシー! 込み上げる程にエモーショナル! ときめく程にドラマチック! <Day Tripper Records>主宰にして新世代ビート・シーンの最高峰に君臨するSeiho、遂に2ndアルバム完成! ビート・シーンを飛び越えSeihoにしか作り得ない世界を見事に構築した最高傑作! SonarSound Tokyo 2013にてオーディエンスを熱狂の渦に巻き込んだ"I Feel Rave"(M-7)は新世代のアンセムになること間違い無し! 自身のレーベル<Day Tripper Records>から2011年リリースした「MERCURY」が話題となり、国内主要イベント/パーティーを総ナメ。その後も勢いは留まる事を知らず、全国のクラブ・シーンを駆け巡り日本人では初となるSonarSound Tokyo2012、2013へ2年連続出演、Gold Panda/Matthewdavid/Star Slingerなど世界的アーティストとの共演を果たしたSeiho。本作は、独特の激しいライブ・パフォーマンスとは裏腹に、緻密で精巧なプロダクションによって、エクスペリメンタルとポップの融合を完成させており、バックボーンのジャズをベースにトラップ、ポスト・ダブステップ、チルウェイヴ、インディR&Bなどを想起させつつも、リズム、メロディ、どれをとっても、まさに「Seiho」としかいいようがないオリジナリティに溢れた作品となっている。
発売・販売元 提供資料(2013/05/14)
先行公開された"I Feel Rave"の衝撃が覚めやらぬなか到着した2作目。一言で言えばジェイムズ・ブレイク以降のポスト・ダブステップだが、表題からも窺えるように、非常にセクシャルな薫りが濃密に立ち込めているのだ。エフェクト処理されたヴォーカル、シルキーな風合いのシンセ──一音一音の音色から配置、展開まですべてがエロティックで、これは2013年のマーヴィン・ゲイ『I Want You』と言うべきか。今年のベース界隈を象徴する風格が漂う件の"I Feel Rave"やピロートークみたいに甘い"One More Dressed To Kill"、求愛ゲットー・テックな"Hell's Angels"、岡村靖幸のスクリュー仕様の如き"Gynoid Feminism"、ムーディーマンがダブステップを演った感じの"Heaven"と、特濃の大傑作。
bounce (C)石田靖博
タワーレコード(vol.356(2013年6月25日発行号)掲載)