3人編成のポップ・ロックバンドNONA REEVESが4年振り(2013年時)にリリースするオリジナル・アルバム。 (C)RS
JMD(2013/02/09)
日本のポップ・ミュージックの良心、ノーナ・リーヴス。マイケル・ジャクソンのみならず「ポップ・ミュージックのスポークスマン」としてテレビ、ラジオ、執筆と大活躍、楽曲提供やプロデュースでも様々なアーティストとコラボレーションを続けるヴォーカル西寺郷太をはじめ、ギター奥田健介、ドラム小松シゲルのふたりもプロデューサー、アレンジャー、セッション・ミュージシャンとして八面六臂の活躍、日本の音楽シーンになくてはならない存在となっている。そんな日本のポップ・マスターとも呼べる3人が、4年ぶりのオリジナル・アルバムをリリースする。プロデューサーに冨田謙を迎え、ポップ魂を放射状に発信するリード曲「P-O-P-T-R-A-I-N」から、ノーナならではのやさしいメッセージを込めた「休もう、ONCE MORE」、さらにビルボードのレーベルメイトでもある一十三十一とのデュエット曲「GOLDEN CITY」も含む全10曲。あらゆる困難を超えて、「楽しい!」を解き放つ、これが極限ポップ・ミュージックだ。
発売・販売元 提供資料(2013/02/06)
キラッキラの80年代風サウンドで、黒人音楽の魅力をさらに掘り下げた新作。例えば、ビリー・ジョエルからのシュープリームスといった感じの"Weee Like It!!!"や、スティーヴィー・ワンダーからのサム・クックと言える"三年"など、その歴史の厚みを教えてくれるような曲が揃っている。さらに、一十三十一をゲストに迎えた"GOLDEN CITY"なんて初心者向き(?)のナンバーもちゃんとある。このバンド、深い。
bounce (C)岡村詩野
タワーレコード(vol.352(2013年2月25日発行号)掲載)