フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2012年12月12日 |
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規格品番 |
PROC-1256 |
レーベル |
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SKU |
4988005746146 |
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(24bit、192khz)音源をCDマスターに使用
※解説: 許光俊氏、佐々木節夫氏
1994年以来久々の再発売。ソナタ他のエッシェンバッハのシューベルト録音は輸入廉価盤レーベルで発売されておりますが、この「即興曲集」は未収録でした。シューベルトならでは美しさと暗鬱さが共存する「即興曲集」は、このエッシェンバッハによる盤に止めを刺します。名盤の誉れ高いこの演奏は、恐ろしいまでの静寂の中に緊張感を伴った繊細な響きが満ち溢れており、最高の出来が披露されています。
録音時35歳であったエッシェンバッハは、ピアニストの資質が問われるシューベルト独自の作品を素晴らしいアプローチで表現しました。未だに名盤の誉高いこの盤を、初出時のオリジナル・ジャケットで発売いたします。
構成数 | 1枚
シューベルト:
1. 4つの即興曲 D899
2. 4つの即興曲 D935
【演奏】
クリストフ・エッシェンバッハ (ピアノ)
【録音】
1975年4月 ベルリン
-
1.[CD]
シューベルトはすごく深くて大胆な作曲家だと思う。「未完成」、「グレート」、「死と乙女」そして「即興曲」。シューベルトが「美しく」「ロマンチック」で聞いて「心地よい」と思っているのだったら、確かにこの演奏は聞かないほうがいいだろう。ここにあるのは「恐ろしく深くて」「ものすごく美しくて」そして「真にロマンティックな」演奏だから。
知り合いのクラシック好きが狂喜乱舞する同曲の超個性的演奏。エッシェンバッハというと、教則CDを録音した規範的演奏をするピアニストと言うイメージでした。一方指揮者として爆演を繰り返していて、変わった人というイメージもありました。この即興曲を聴くと後者が彼の本質なんだろうと変に納得してしまいます。
店頭でこのCDを見つけた時、思わず「タワーレコード偉い!」と口走ってしまいました。この真っ黒いシューベルトの再発をずっと望んでいた私としては本当に嬉しいです!とても万人にお薦めできる演奏だとは思えません(少なくとも、シューベルト=癒しと考えている方は聴かない方がいいと思います)が、シューベルトの恐ろしさ、深淵をこれほど表出させた演奏はほとんどないのではないでしょうか。
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