John Eliot Gardiner 、 Orchestre Revolutionnaire et Romantique
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ガーディナー、満を持しての2度目の「ドイツ・レクイエム」
ガーディナー、満を持してのドイツ・レクイエム再録音の登場。1990年に録音された盤も名演として名高いですが、実に約20年の時を経ての再録音であり、これまでにもブラームスの交響曲などを共に幾度も手がけてきた手兵オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークの練り上げられた音色と、同じく兵ぞろいのモンテヴェルディ合唱団による見事な合唱が織り成す世界は絶品。第4曲の「いかに愛すべきかな、なんじのいますところは、万軍の主よ」の優しい出だしとその後の流れる音楽に涙し、第6曲目の「われらここには、とこしえの地なくして」の激しい管楽器も合唱も、技術の素晴らしさにあらためて驚かされる出来栄えとなっています。このドイツ・レクイエムは、ブラームス個人のゆるぎない宗教観を反映しているといわれます。ブラームス自身ルター派の洗礼を受けており、ルター派の聖書のテキストをしていること、また、「キリスト」という言葉や「復活」にまつわる部分がないこと、そして、死者の鎮魂のためというよりも、今を生きている者への慰めとしてのレクイエムであることなどがその理由です。ここに収録されているシュッツの作品は、テキストの選択やテキストへの音楽のつけ方などにドイツ・レクイエムとの類似がみられ、いかにブラームスがシュッツをよく研究していたか、がわかる内容となっています。ブラームスの個人的な宗教観を色濃く反映したロマン派の大作であり、同時にシュッツの音楽を思わせる部分など古の部分も併せ持つこの作品を、ガーディナーが二度目の録音でどのように響かせるか、注目の1枚です。
キングインターナショナル
2012年01月10日
(発売・販売元 提供資料)
合計収録時間:01:17:00
【曲目】
シュッツ:
1. ダヴィデの詩篇集より 第8曲「あなたの住まいはいかに麗しいことか」SWV 29
2. ガイストリッヒェ・コアムジークより 第23曲「今からのち主にあって死ぬものは幸いである」SWV 391
3. ブラームス:ドイツ・レクイエム
【演奏】
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
キャサリン・フーグ(ソプラノ)、マシュー・ブロック(バリトン)
モンテヴェルディ合唱団
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
【録音】
1,2)2007年10月28日 ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン)、11月18日 サレ・プレイエル(パリ)
3)2008年8月19日 Usher Hall(エディンバラ)
(以上、ライヴ)
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