Esperanza Spalding/Radio Music Society

Jazz

Radio Music Society

Esperanza Spalding

★★★★★

0.0

カスタマーズボイスを見る

・在庫状況について

商品の情報

フォーマット	CD
構成数	1
国内/輸入	輸入 (International Version)
パッケージ仕様	-

発売日	2012年03月17日
規格品番	HUI33174
レーベル	Concord Jazz
SKU	888072331747

作品の情報

メイン

アーティスト

：

Esperanza Spalding

ゲスト

アーティスト

：

Algebra Blessett

、 Lionel Loueke

、 Joe Lovano

、 Lalah Hathaway

その他

エンジニア

：

Raydar Ellis

、 Fernando Lodeiro

、 James Frazee

、 Joe Ferla

、 Blair Wells

、 Bob Stark

、 Brian Montgomery

プロデューサー

：

Dan Hallas

、 Zulema Mejias

、 Esperanza Spalding

オリジナル発売日

：

2012年

商品の紹介

2011年のグラミー新人賞に輝いた才媛が、この最新作で披露するのはメロウなR&B/ソウル。ヒップホップ的なストリート感を醸すジャケット写真もさることながら、ア・トライヴ・コールド・クエストのQ・ティップがプロデュースに参加し、都会的なメロウネスも増強されている。アルジェブラの歌をフィーチャーした先行曲''BlackGold''や、MJのカヴァーとなる''I Can't Help It''が素晴らしい。

タワーレコード（2012/04/24）

第53回グラミー賞最優秀新人賞のベーシスト/シンガー・ソングライター、エスペランサが手がけたブラック・ミュージックの新たなスタイル！ポップでラジオ・フレンドリーなアルバムを目指した本作は、Hip Hop界の大御所＝Q-tipと共同でプロデュース！ビルボードのコンテンポラリー・ジャズ・チャートで1位を獲得した前作『チェンバー・ミュージック・ソサイエティ』の対をなす本作について、本人は「もともとはこの2枚のアルバムをダブル・アルバムとして出そうと思っていたの。1枚はとても個人的で繊細な室内楽の探求、そして2枚目はジャズ・ミュージシャンがいわゆる“ポップ・ソング”のフォーマットに近く分類される曲の形式やメロディを探求していくもの。この2つこそ私がとても興味を持っていることで、それぞれのタイプの曲を書く中で異なるプレゼンテーション・アプローチについて考えることにとても好奇心が掻き立てられるの。」と語っている。参加プレイヤーは、いずれもジャズ界の巨匠であるジョー・ロヴァーノ(sax)、ジャック・ディジョネット(ds,p)、ビリー・ハート(ds)など。さらにアルジェブラ・ブレセット、レイラ・ハサウェイ、グレッチェン・パーラト、リオーネル・ルエケといった様々な個性のヴォーカリストが参加し、花を添えている。12曲中の10曲がエスペランサによる作詞・作曲。M6は、スティーヴィー・ワンダーがマイケル・ジャクソンに提供した「I Can't Help It」(『Off The Wall』収録)のカヴァー。そしてM9は、ウェイン・ショーターの1985年作『Atlantis』に収録の「Endangered Species」のカヴァーとなっている。

発売・販売元提供資料（2012/02/14）

Entertainment Weekly (p.73) - "[T]he singer-bassist sounds eager for a pop crossover -- check out her funk take on Michael Jackson's 'I Can't Help It,' and 'City of Roses,' a soulful pair-up with Q-Tip." Uncut (p.84) - "[I]ts melodious artiness is engaging and 'Land Of The Free' offers a touch of silky dissidence."

Rovi

収録内容

構成数 | 1枚

合計収録時間 | 00:57:52

Audio Mixer: Joe Ferla. Recording information: Atlantic Sound Studios, Brooklyn, NY; Avatar Recording Studios, New York, NY; Kung Fu Bakery, Portland, OR; MSR Studios, New York, NY; Raydar Studios, New York, NY; Water Music, Hoboken, NJ. Director: Pilar Sanz. Editors: Pau Carrasco; Juanjo Ortiz; Joan Manel Vilaseca; Elodie Leuthold. Illustrators: Roland Lefox Nicol; Jeff De Blois. Photographers: John Abbott ; David Bartolomi; Dion Ogust; Sandrine Lee; Christopher Drukker; Jimmy Katz; Ben Wolf; Matthew Murphy ; Carlos Pericas; Jesus Chuda Hidalgo; Damian Conrad; Chanel Kennebrew; Bransy Kayzakian Rowe; Bailey Davidson. Esperanza Spalding's Chamber Music Society reached the number one spot on Billboard's Contemporary Jazz Chart and netted her a Best New Artist Grammy. Radio Music Society is a companion piece to its predecessor. In addition to her regular band featuring pianist Leo Genovese and drummer Terry Lynne Carrington, she enlisted a large group of collaborators including -- but not limited to -- Joe Lovano, Jack DeJohnette, Billy Hart, Gretchen Parlato, Lionel Loueke, Leni Stern, Lalah Hathaway, and Q-Tip. Ms. Spalding's own compositions are accompanied by two covers: Stevie Wonder's "I Can't Help It" and Wayne Shorter's "Endangered Species (to which she contributed original lyrics).

1.

[CD]
- 1.
  
  Radio Song
- 2.
  
  Cinnamon Tree
- 3.
  
  Crowned & Kissed
- 4.
  
  Land of the Free
- 5.
  
  Black Gold - (featuring Lionel Loueke)
- 6.
  
  I Can't Help It
- 7.
  
  Hold On Me
- 8.
  
  Vague Suspicions
- 9.
  
  Endangered Species
- 10.
  
  Let Her
- 11.
  
  City of Roses
- 12.
  
  Smile Like That

レビュー

昨年のグラミーで新人賞を獲得した女流ジャズ・ベーシストの通算4枚目となる新作。当初は〈室内楽〉を謳った前作『Chamber Music Society』とのダブル仕様が予定されていた本作は、前作と対になるラジオ・フレンドリーなポップスをめざしたそうで、そのことはQ・ティップらとの共同作業を通してストレートなジャズの作法からハミ出した点からもあきらかだろう。ウェイン・ショーター曲のカヴァーなどにおけるスティーリー・ダンっぽさも親しみやすい。本人の透明感のあるハートウォーミングな美声も大活躍で、マイケル・ジャクソン“I Can't Help It"をエレガントに歌い、アルジェブラとの“Black Gold"では優しい眼差しでアフロ賛美をしてみせる。単純に上質なソウル・ヴォーカル盤として楽しめる傑作だ。
bounce (C)林剛

タワーレコード（vol.342（2012年3月25日発行号）掲載）