大事なものは、形ある物や大きなことだけではないということを教えたいあなたに。「くだらないの中に 」をおすすめ。どんなちっぽけなことでも大切なものがある。くだらないの中にこそ愛情がある。平凡な日々の中に幸せは沢山あったってことを痛感しました。

日常にある漠然とした不安や、悔しさや虚しさ、後悔や落ち込んだ感情など、どれも穏やかな音で表現されてすっと耳に入ってきました。「頑張れ」と直接歌っている訳ではないですが、背中を押される様な、勇気をもらえたアルバムでした。

傑作です！1stを経て2ndで確立された星野源の音が際立つアルバム。私は特に「くだらないの中に」が好きすぎて何度も聴いてます。日常の中にある大切な瞬間をよく切り取って、歌にして、届けてくれるなぁと日々思ってます。

あまりにも日常と感情があふれていて、身近なエピソードがぎゅっと詰まっている1枚。星野源という人間のやわらかさとやさしさ、そして何より滲み出る人間味が最高に好きなのです。「湯気」の歌詞にもあるように、ゆらゆらゆらと聴いていられる。

首筋の匂いがパンのよう？初めて聞いた時からこの歌詞のフレーズが大好きで「くだらないの中に」を何度聞いただろうか。日常を切り取ってるから親近感があるけれど、くせにさせる部分もあり、それが源さんの魅力の一つなんだろうな。

日常に寄り添う、エピソードの数々を歌にしたような。それは温かいものから、クスッとするもの、内面をみるようなドキッとするものまで、人間味溢れる歌の数々。源くん独特の表現もたくさん。弾き語りを彷彿とさせる柔らかな音像は、隣で歌ってるよう。

ストリングスを取り入れて音に厚みが増した2nd。デビュー作に続き日々の生活や生と死をテーマに、決して明るくはない歌詞を紡ぐ。でも聴いて落ち込むのではなく、明日からまた頑張ろうと、そっと背中を押してくれる楽曲ばかり。名曲「くだらないの中に」は勿論のこと、「湯気」「喧嘩」「ステップ」などじっくり聴いてじんわり感じて欲しい、隠れた名曲がズラリ。いちばん好きなアルバム！

毎日の中にある日々の暮らしを歌ったようなアルバム。あるある、わかる！と共感してしまう歌詞とクセになるメロディが楽しくて仕方ない！！くだらない中に愛があって、笑うように生きてゆきたいです。わたしの首筋もパンのような匂いがするんだろうか…？笑