弾き語りで聴かせる、美しいバラード。

牧野由依　9枚目シングル
『碧の香り』(2010年11月10日発売)

激しく訴えかける美しいメロディを、牧野由依独特の悲しげな歌いっぷりで聴かせるバラード。ちょっと色っぽいところは「ソウルイーター」でも「リピートショー」の方のエンディングならOK。作詞とピアノは牧野本人、作曲はX JAPANなどをプロデュースした大御所、津田直士。澤野弘之メロディあたりが好きな方はキュンと来そうなメロディ展開であります。カップリングの「Cluster」は、Little by Littleのtetsuhiko作。こちらもピアノは牧野本人。さわやかなミディアム・ポップ・ロックなのですが、これが牧野由依ボイスでの歌唱なので、独特の不思議なスウィートさが加わっている。そして、DVDに収録のプロモーション・ビデオ、今回の監督は、大橋好規(大橋トリオ)の名を轟かせた映画『COLORS』『スリーピンクフラワー』の柿本ケンサク。 (C)馬場敏裕