“角松敏生”は健在でしたね。解凍後にちょっと楽曲の雰囲気が変わって「ん？」と思っていましたが、今回のアルバムでは解凍前の角松敏生に戻った気がします。というかアレンジや加工も昔より進歩しているので、一層聴かせてくれる曲になっています。海に行くドライブ中に聴きたいです。もちろん時間は夜で。

音の活かし方を知っている数少ないアーティストなのだと、いつも思う。

イントロから間奏、ラストまで歌だけでなく、音楽を聴かせてくれる。

おまけに本人の歌もいいが、演奏者たちもかなりの技術。

昔って、こういう曲が多かったけど、今は少ないから貴重。

初心を忘れず、頑張っていってほしいと思う。

８０年代の良さが詰まった１枚。あの頃は良かったなとか、音楽っていいな、と思いながら、ゆったり聞けます。歌声も優しく本当に心地いいし、かっこいいです。こんな曲をさらっとやられたら今のPOPは勝てないなあ。３曲目の「Fly By Night」は、やばい、上手すぎです。

やっぱりこういう音はいつまでも日本の音楽界にいて欲しい！そう思わせるオーラというか力を感じられる一枚になっています。曲の幅も広くて飽きることなく聞けますし、かといって曲がバラバラなわけではなくちゃんと柱が通っている所が素敵。暫くは飽きる事無く、聞き続けられそうです。

これはとても都会的な大人の音楽とでも言えると思う。バックのミュージシャンたちも皆上手い上にこのグルーヴ感、そしてそこに乗っかる歌もギターも上手い角松敏生。

大人の凄さってものをまざまざ、というよりはしれっと見せられたという感じ。

はっきり言ってカッコいい。こういった大人の音楽というのをもっと世に出して欲しいな、そう素直に感じさせられた。

『Citylights Dandy』というタイトル通り“都会・夜”をテーマにしています。なるほど、どの曲のムーディー且つ、男性の持つ渋みたるものを感じさせてくれます。こういう、渋みのあるメロディは本当に最近は減ってしまった感じがするだけに非常に貴重なアルバムだと思います。ドライブのお供にこういう曲を流して都会の街中を走るのも通かなって気がしますね。