小栗旬の初監督作品のサントラは、彼みずからのラヴコールが叶い、菅野よう子が登板! 中身はすべて歌モノで、ロカビリー～ロックンロールやファンク、ビッグ・バンド・ジャズ、フォークなどさまざまなテイストのナンバーが賑々しく展開される。そこで歌うは小出恵介や出演者に加え、石毛輝(th telephone)やROY(THE BAWDIES)、曽我部恵一錚々たる面々だ。監督も作詞とコーラスで参加!
bounce (C)山村真琴

おバカ・勢いのかっこいい、菅野よう子ファンキー・ロックの世界。

『シュアリー・サムデイ』（2010）
サウンドトラック

音楽　菅野よう子
監督　小栗旬
主演　小出恵介、勝地涼、綾野剛、鈴木亮平、ムロツヨシ、小西真奈美

小栗旬念願の映画監督デビュー作。がけっぷち状態に陥った、悪友5人。盗まれた3億円と彼女を彼らは、取り戻すことができるのか！？おバカなアイデアをこれでもかと繰り出し、娯楽映画の原点を追求！音楽は、『カウボーイ・ビバップ』を知って以来、小栗がファンだった菅野よう子とは、当然の如く大依頼。もちろん、面白いサントラができる菅野サウンドは、今回は、バンド的ヴォーカル・ナンバーをメインに構成、お得意な、おバカ汁も結構だしつつのファンキー・ロックを歌うのは、テレフォンズの石毛輝、THE BAWDIESのROY、曽我部恵一。他にakiko、近藤房之助、手嶌葵などが歌うジャジーなナンバーなども。菅野サントラとしては『下妻物語』系が好きな方に。そう、これらの豪華ヴォーカリストのバックの演奏陣は、今堀恒雄、窪田晴男、今泉洋、バカボン鈴木、佐野康夫、またろう、本田雅人などの『カウボーイ・ビバップ』系の超凄腕ミュージシャンたちです!! (C)馬場敏裕