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まさにファンファーレが聴こえてきそうな作品。ロックバンド、andymoriのセカンド・アルバム。いっぱいに希望と絶望を抱え、わからないこともわからないままで、明日もこの街をゆく。街角で鳴り響く、祝福の音楽。「1984」にはじまり「グロリアス軽トラ」まで全13曲を収録。 (C)RS
2010年02月22日
(JMD)
海外におけるロックンロール・リヴァイヴァルを受けて、2000年代後半に数多く登場した国産ロックンロール・バンドのなかから、彼らは完全に頭ひとつ抜け出した。この2枚目の新作は、リバティーンズ譲りのガレージ・ロックと郷愁漂う日本のフォークを融合するというオリジナリティーはそのままだが、前作にあった初期衝動的な側面が影を潜めてソングライティングはよりポップに、プロダクションはよりクリアになった文句なしの傑作である。アートワークからも伝わるように小山田壮平の書く歌詞はコスモポリタンな感覚を強め、日本やタイ、バグダッドなどさまざまな場所で暮らす人々を描きながら、誰もが同じ空の下で生きていることを祝福する。2010年、熱狂の渦の中心は、間違いなく彼らだろう。
金子厚武 -
bounce
vol.318(2010年2月25日発行号)掲載
(タワーレコード)
合計収録時間:00:36:05
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