フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2009年09月29日 |
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規格品番 |
TPTW-1002 |
レーベル |
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SKU |
4997184904889 |
ダン・エッティンガーが指揮をすると、いつになく“立派”な音楽が生まれる。2004年新国立劇場での邂逅以来、オーケストラ公演にも毎シーズン登場している東京フィルとの演奏を聴いていて、常にそう思う。ドイツ風ともいえる分厚いサウンドが鳴り響き、中でも弦の音がしなやか且つ重層的。その上引き締まっているので、音楽に品格が漂う。ゆえに彼が振る公演の前には、サウンド自体が楽しみとなる。事前に期待感を抱かせ、事後に充足感を与える……理想的なコンビネーションだ。
本作の2曲は、その“立派”な音楽を知る最好例といえる。
[柴田克彦氏]
2005年の初共演以来、毎シーズン共演を重ねてきたダン・エッティンガーと東京フィル。このモーツァルトは、2005年4月8日のサントリー定期演奏会で、ダン・エッティンガーが弾き振りを披露したもの。オペラのモティーフをアインガング、カデンツァへ織り交ぜ、オペラ指揮者として活躍するエッティンガーの多才さを示しています。また、チャイコフスキーは、オーチャード定期演奏会のライヴ。まさに圧巻の白熱した演奏で、全てを圧倒する音塊は、国内でも有数のものといえます。
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構成数 | 1枚
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 KV467[カデンツァ;エッティンガー]
2) チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 作品64
【演奏】
ダン・エッティンガー(指揮&ピアノ)
東京フィルハーモニー交響楽団
【録音】
2005年4月8日、サントリーホール(1)
2006年9月10日、オーチャードホール(2)
ライヴ録音
企画・販売:TOWER RECORDS / 制作・発売:コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社
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1.[CD]
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2005年の初共演以来、毎シーズン共演を重ねてきたダン・エッティンガーと東京フィル。この1枚に収録のモーツァルトは、2005年4月8日のサントリー定期演奏会で、ダン・エッティンガーが弾き振りを披露したもの。オペラからの引用をアインガング、カデンツァへ織り交ぜたソロは聴きもので、オペラ指揮者として活躍するエッティンガーならではのものです。チャイコフスキーは白熱した圧巻の演奏。同時リリース『R.シュトラウス作品集』はエッティンガーと東京フィルの相性を示す演奏。こちらも合わせてどうぞ。
intoxicate (C)谷川和繁タワーレコード (vol.82(2009年10月10日発行号)掲載)
チャイ5番は、マイクが残響を拾いすぎており、音がぼやけてしまっている。あまりにもお粗末なものだ。指揮も残響を計算してか、ゆっくりとしたテンポで進んでいくが、音の悪さを飛び越えて伝わってくるものが皆無である。よって、たいした演奏ではなかったと判断せざるえない。モーツァルトのほうは、ホールも違うが、そこそこの演奏を見せている。千円でも高すぎる。
チャイ5が見事。第二楽章の冒頭など、暗く、憂いに富んだ、独特の雰囲気がある。総じてテンポは遅めだが、音楽が推進力を失わない。モーツアルトは、第一楽章など、やや几帳面すぎると思うが、第三楽章などリズムが弾んで快い。自作の即興カデンツァは、もうちょっと大胆にやればよかったと思う。東フィルの演奏の素晴らしさを多くの人に知ってもらう意味でも、1000円という値段設定は素晴らしい。
東京フィルのライブをこのような良心的価格で聴けるのは嬉しい。なかなかいい演奏していると思います。残響がこもるのはオーチャード特有で、このホールではメリハリの利いたものを聴くのが難しいのです。モーツァルトではそこが、ネックとなった気がします。でもチャイコフスキーはスケールの大きなものとなり、私なりに楽しめました。
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