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フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
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国内/輸入 |
国内 |
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パッケージ仕様 |
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発売日 |
2008年07月02日 |
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規格品番 |
TOCT-26578 |
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レーベル |
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SKU |
4988006215238 |
徹底的な拘りを貫いた完成度！J-POPの概念を軽く一蹴する強力な作品です。
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:44:23
※2003年、CCCD仕様にてリリースされたアルバムを非CCCD仕様にて再リリースです。
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作品を構成する細胞がいままでにない増殖状態にある椎名林檎、3年ぶりのオリジナル3作目。ストレートに突き刺さるバンド・サウンドの瞬間風速よりフル・オーケストレーションに彩られた陸海空に及ぶ天変地異に重きを置いて、先の大正ロマンティーク短篇キネマDVD「百色眼鏡」を派生させるに至ったサウンドトラック的シンフォニー組曲、全11番としている。多種多様な楽器群、鳴り物、織り重ねられたハーモニー、練られた曲想や展開。エンジニア／プレイヤー井上雨迩を音術パートナーに成就したこれが、かねてからの目論見だったとは。知覚のみならず意識の扉まで開け放ち、かくしてロック・アーティストが音楽家と呼ばれ出す時節──乱暴に言うとビートルズのある時期に来ていたような──の訪れを彼女にも確認。で、初っ端、琴の乱れ弾きにミレニウムを想起した、っていうのは狭すぎる? 嗚呼、かくも儚く謎なるは人の性、業、運命也。
bounce (C)萌木 里タワーレコード （2003年03月号掲載 (P95)）
ムワっと香る強烈な椎名林檎臭に圧倒されます。アルバム全体の雰囲気はだいぶ暗いし、鬱々してるしとっつきにくいかもしれませんが、一度ハマれば癖になる世界観ではないでしょうか。
圧倒的な世界観。ここまで徹底された作品は中々ないのではないでしょうか。"椎名林檎"が独り歩きしている事に対して抱えていた葛藤や焦りが反映されている、ヒリヒリとした空気と糸が張り詰めているかのような緊張感がたまらない。今だからたまらない、なんて言えるけど当時は不安だったなあ。既発作品とは異なるアレンジの"やっつけ仕事""茎"や作品を印象付ける"宗教""葬列"はもちろん、救いの"おだいじに"が秀逸。
このアルバムをコンセプトにした短篇キネマ「百色眼鏡」というDVDがありますが、それを観なくても、ただ聴くだけでひとつの映画を観ている気分になれる作品。
このアルバムはほぼ全曲が繋がっている構成になっていますが、サブスク配信では（少なくともSpotifyでは）微妙に各楽曲のアウトロが調整されているため、曲間が超不自然。なのでこれは絶対CDで聴くのがオススメ。
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