カスタマーズボイス一覧

ワン・フォー・ザ・ロード<紙ジャケット仕様初回限定盤> / The Kinks

ライヴ名盤20th。前作「ロウ・バジェット」で遂に米国での成功を掴んだキンクス、当然気合はいりまくりのツアー音源。パンクに負けない溌剌としたビートが特徴的で、シャープでハイテンションな怒涛の名曲・代表曲連発。

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堀井馬亭さんが書いたカスタマーズボイス

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(全36件)

「村八分」とかぶる部分もありますが、十分楽しめます。

裸のラリーズ在籍時のステージ写真もあり。チャー坊と水谷と冨士夫が一同に!

ライヴ名盤20th。前作「ロウ・バジェット」で遂に米国での成功を掴んだキンクス、当然気合はいりまくりのツアー音源。パンクに負けない溌剌としたビートが特徴的で、シャープでハイテンションな怒涛の名曲・代表曲連発。

アリスタ苦手の方も、せめて本作と次作「Misfits」だけはお試しあれ。あからさまな米国っぽさや、パンクっけはなし、また、マニア受けオンリーな大仰な芝居くささもなく、ロックなキンクス王道の傑作です。跳ねるビートとポジティヴな曲調がカッコいい名曲3.をはじめ、レイ・デイヴィス・ロマン溢れる泣きメロ・ロック1.5.、センチなメロディもの4.7.など楽曲・演奏とも充実しきった良曲ぞろい!

時代に乗ったジャケの古臭さは否めないが、心機一転の決意がみなぎる23rd。過去の来日公演では、レイ・デイヴィスの弾き語り~バンドいり本編にまたがって演奏された①「Do It Again」がタイトル通り回帰宣言。米国から英国への回帰。クリッシー・ハインドとの結婚生活から“Going Solo”の回帰。オリジナル・メンバーミック・エイヴォリーが脱退しての再スタートをダイナミックに高らかに宣言!

8曲が初の米NY録音。NYレコを7日間で仕上げたスピードそのままのタイトさ。アッパーなロックが多く、ストーンズ風の腰の座ったリフの6.「Jumpin' Jack Flush」を借用した2.シカゴ・ブルース調の9.などキンクスなりにアメリカ向けなサウンド。ディスコ狙いの5.まで飛び出す。チャック・ベリーをポップ化したような10.はロックパイル風パブ・ロックな味わいも。弾むベースに涼しげにコトバをのせる11.もニック・ロウ的では!?

はずれ者への優しい眼差し1.ロック幻想を諭す4.の泣かせるメロディの王道歌モノ、花粉症がテーマのR&R2.、人種差別を皮肉ったポップなスカ3.、女装趣味を哀愁メロで歌う8.…などお得意の一癖あるシニカルな歌詞が乗る楽曲はどれも引き締まっており、明快でダレない。力強いメッセージのアップ7.、ドラマチックな構成の泣ける応援歌10.とポジティヴな王道ロックもファン納得の出来。追加曲12.疾走感溢れるXマスソングも◎

性急な8ビートにハードロックなデイブのギター、溌剌としたサウンドで大ベテランながら時代の先端に再浮上してヒット作を連発していたいたアメリカ受け3部作(?)のラスト。物々しい世相を反映した1.で不吉に幕開けするものの、姉のダンスホールでの想い出を歌った人気曲4.ほのぼのとした感動を誘う6.などキンクスらしいノスタルジックさも久々に復活。デイヴの10.もまるでAC/DCみたいで聴きモノ。

アメリカでゴールド・ディスクに。ビルボードにも4ヶ月ランクインしたヒット作21st。当時の英国社会の混乱をとらえたジャケ同様、曲にも緊張感があるロック1.2.で幕開け。全体にアメリカ向けなメリハリあるサウンドが特徴的。英国っぽさ、キンクスっぽさという点では、少女を鑑賞する自称“Art Lover”をうたった変態ソングにして、かわいいメロディの人気曲9.、泣かせるフォーキー応援歌11.でしっかりファンを納得させます。

すばり“ひとりクロスビー・スティルス&ナッシュ”!!CS&Nへの憧れが全開のナッシュヴィル録音のデビュー作。全ピアノ、ギター、ヴォーカル、コーラスをこなしマルチな才能を早くも発揮。瑞々しくナイーヴな歌声に、ニュアンスに富むバッキングを施すのは、エリア・コード615の面々。デビュー作ならではの緊張感がAOR的洗練を醸し出していく2nd以降とは雰囲気を異なるものにしており、SSW然とした内省的な佇まいで選ぶなら本作。

LAらしいカラッとした爽やかなロックさと、多重録音で紡ぐナイーヴな味わいのブレンドが以降の方向性を決定付けた意味で実質的デビュー作。グレン・フライ、ドン・ヘンリー、ランディー・マイズナー、マナサスのポール・ハリス、アル・パーキンズ、ジョー・ララ、ドラムに名手ラス・カンケル。CSN&Yへの憧れとジャクソン・ブラウン、イーグルスに通じる時代感覚...ウエスト・コースト・ロックの名盤。

パティ・スミス・グループのアイヴァン・クラールと8曲を共作。音の軽さはアリスタ期3枚に共通の弱点ながら、ストーンズ『女たち』を思わせる軽快なR&Rが多く、またNYアップタウンホーンズ参加で華やかさもあり。ロバート・プラントがハニー・ドリッパーズでカヴァーした9.「Sea Of Love」はイギーのメタリックな低音がハマったナイスカヴァー。ボーナス12.は敬愛するシナトラのブルージーなカヴァーでこれも◎

名盤をひっさげての“LUST FOR LIFE TOUR”音源。のちのティン・マシーンリズム隊、ストゥージズ後期の鍵盤、ボウイ“STATION TO STATION TOUR”のギタリストがバック。音楽基礎体力のあるメンバーが固めたサウンドでイギーも本領発揮。アジるようなMCから突入する2「Lust For Life」がカッコいい!!ストゥージズも3曲。ミッチ・ライダーの9、オーティス・レディングの10のカヴァーもあり。

デヴィッド・ボウイがキーボードで全曲に参加した77年“The Idiot Tour”音源。リズム隊はのちのティン・マシーン。ストゥージズの代表曲を惜しげもなく連発!バンマス=ボウイに仕切られたバンドの質も高く、イギーのヴォーカリストとしてのポテンシャルが引き出されたオススメ盤。『T.V.EYE』では収録曲が少なかった本ツアーをしっかり味わえます。この勢いが次作「Lust For Life」に繋がったという意味でも重要音源です。

ゲイトマウスに★5つ。ゲイト映像としては、これが最高ではないかな。弦を叩くパーカッション奏法、しゃべりマネをするオシャベリ奏法など驚異のギター芸が炸裂します。キャンド・ヒートもゴキゲンなのですが、ゲイトが凄すぎる。

CCRファンなら楽しめます。フォガティーのヴォーカルは少し落ちるが、ギターはゴキゲンです。遊びでライトハンドも飛び出します。CCRのギターリフはキャッチーですばらしいです。曲もコンパクトで、ライヴ全体のテンポが実にいい。

90年代の快進撃の起爆剤となったA&Mでの2作+ライブ盤のセット。あまりにもデヴィッド・ボウイ(プロデュース&ミックス&共作)すぎる(が、そこがまたいい!)『ブラー・ブラー・ブラー』、逆にイギー本来のワイルドさをビル・ラズウェルが呼び覚ました『インスティンクト』。ハノイロックスのアンディ・マッコイをギターに起用したプロモ用ライヴ盤『ライヴ・アット・ザ・チャネル』とイギーのいい流れがまとめて聴けます。

プロデュース面での詰めの甘さが評価をさげてしまっているアリスタ時代ですが、本作はいい感じのコンパクトなロックンロール・ナンバー多。リフに乗って時にシャウト、時に語り調で迫るイギーのメタリックなヴォーカルと、フツーじゃない歌詞がつくる世界観がイギーならでは。背の低い男のシニカルな視点が秀逸な7、イヤラシ~感じの3「Girls」、低音で迫る切々としたバラード9「Angel」など、中上級者には聴き所は少なくない!

リスタ2枚目。プロデューサー交代劇(4.を共作したデビッド・ボウイも意見を言い出したり..)もありで、正直、締りに欠けるソロ6th。元セックス・ピストルズのグレン・マトロック(2.作曲、6.9.イギーと共作)、元タンジェリン・ドリームのクラウス・クリューガーらが参加し、プロデュースの甘さに起因する印象の薄さが残念なものの、ビートボーイズ風コーラスもはいる鍵盤ピコピコR&R1.をはじめ曲も決して悪くはない。

グラムか?プログレ?のちの「アヴァロン」での洗練がウソのような、ツギハギ感。ロック・バンドのグルーヴ(一体感)を否定するかのような無機質な演奏。デビュー作にして破綻寸前を感じさせ、それが実は狙い?なら完成度高。痙攣するようなフェリーの歌と常に定石を裏切るかのようなブライアン・イーノの鍵盤。と言いつつ50年代オールディーズへオマージュに可愛げあり。

トムが脱退、トリオになったCCR最後のスタジオ作7th。73年のジョン・フォガティのソロ作『The Blue Ridge Rangers』を予感させるカントリー1、5、8リズム隊のステュ、ダグが作曲・ヴォーカル・プロデュースにも参加…で迷走状態でのラスト作。そんな中、傑作CCRロックン・ロール10「Sweet Hitch-Hiker」が光ってます。

71年9月の欧州ツアーライヴ盤。代表曲をテンポよく連発するベスト盤的選曲。また、トム・フォガティ脱退後トリオでの演奏につき、ジョン・フォガティのギターが前面に。スタジオ以上に歪ませたワイルドなギターをタップリ楽しめます。小細工のなしのシンプル、かつ米南部のフィーリングあふれてガッツある演奏、抜群に親しみやすい楽曲…このライヴ盤で惚れ直しますぜ!

荒削りから飛躍。ホーン、鍵盤、コーラスを導入。有名曲4「雨をみたかい」の骨太ながらニュアンスに富んだフォーキーなサウンドにその成果が。エレピ&サックス入りのプリティなR&R9、ハモンドオルガン入り5など、ギターのゴリ押しよりも総合力で勝負する姿勢が...そんな中アメリカン・ロック的開放感あるヒット7「Hey Tonight」がご機嫌。この6thにてトム脱退。

トムが脱退、トリオになったCCR最後のスタジオ作7th。73年のジョン・フォガティのソロ作『The Blue Ridge Rangers』を予感させるカントリー1、5、8リズム隊のステュ、ダグが作曲・ヴォーカル・プロデュースにも参加…で迷走状態でのラスト作。そんな中、傑作CCRロックン・ロール10「Sweet Hitch-Hiker」が光ってます。

全公式スタジオ・アルバム、2枚のライヴ・アルバムに加え、前進バンドのレア音源まで収録した集大成6CD-BOX。小手先のテクニックに走らず、シンプルに米南部のスワンプ・フィーリングを体現した質実剛健なバンドサウンドとヒット曲を連発するポップ・センスをあわせもつ王道ながら実は稀有な個性CCR!ベストだけじゃもったいない!!お買い得なBOXで制覇されたし!!

71年9月の欧州ツアーライヴ盤。代表曲をテンポよく連発するベスト盤的選曲。また、トム・フォガティ脱退後トリオでの演奏につき、ジョン・フォガティのギターが前面に。スタジオ以上に歪ませたワイルドなギターをタップリ楽しめます。小細工のなしのシンプル、かつ米南部のフィーリングあふれてガッツある演奏、抜群に親しみやすい楽曲…このライヴ盤で惚れ直しますぜ!

スコッティ・ムーア(ギターはやはり凄い!)、DJフォンタナと録音するポールの喜びよう!!お腹をポリポリかくに幻滅しますが、アコギの弾き姿はさすがのペイジ。今となっては貴重なベン・フォールズ・“ファイヴ”、マーク・ノップラーにクリス・スペディングも登場。ロカビリーマニアならビックリなビリー・リー・ライリー、ソニー・バージェスの登場が目玉か。彼らと口論になるルーファス・トーマスがまた大人げない。

グラムか?プログレ?のちの「アヴァロン」での洗練がウソのような、ツギハギ感。ロック・バンドのグルーヴ(一体感)を否定するかのような無機質な演奏。デビュー作にして破綻寸前を感じさせ、それが実は狙い?なら完成度高。痙攣するようなフェリーの歌と常に定石を裏切るかのようなブライアン・イーノの鍵盤。と言いつつ50年代オールディーズへオマージュに可愛げあり。

荒削りから飛躍。ホーン、鍵盤、コーラスを導入。有名曲4「雨をみたかい」の骨太ながらニュアンスに富んだフォーキーなサウンドにその成果が。エレピ&サックス入りのプリティなR&R9、ハモンドオルガン入り5など、ギターのゴリ押しよりも総合力で勝負する姿勢が...そんな中アメリカン・ロック的開放感あるヒット7「Hey Tonight」がご機嫌。この6thにてトム脱退。

ヒット曲がズラリと並ぶ名作5th。得意のリフもの6,直球R&Rの3,泣きのフォーキー9,パワフルな歌ものロック7,マーヴィン・ゲイを11分聴かせる10らのベスト盤定番を向こうにしての、ギターをギャンギャン鳴らすCCR流ロカビリー1、初期エルヴィス8のロカビリー2発の存在感がニクイ!ラスト11は熱いゴスペルバラードで締める!

1st。デイル・ホーキンス③「SuzieQ」、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス①「I Put A Spell On You」の長尺&濃縮スワンプ2曲の決定打に、入魂ブルース・ギターがうねる②⑤、サイケ風味R&B⑥,逆回転まで飛び出す⑦、アニマルズみたいなマイナー調の⑧と後半のサイケデリック色が意外な発見。地味な存在感ですが不思議と繰り返し聴ける良作です。

評価: reviewer: 堀井馬亭 date: 2007/7/27
バウンドディなソウルナンバー1、ゴキゲンな8ビートR&R2、レッドベリー3、8、初期エルヴィス的7など米南部ルーツ音楽の取り込みは今まで通りながら、表現に幅と厚みが加わった。1コードのR&B5も力で押さず、ツボを心得たギターとコーラスで長尺聴かせるのが天晴れ。ベトナム戦争批判のパワフルなジャンプ6、ジミヘン「Hey Joe」似の長尺10が余韻を残す。

「SuzieQ」の焼き直しなれど、このリフでの、このノリはCCRの専売特許!カッコいいから文句なしのタイトル曲1、ジャンプナンバー代表曲2。また3rdから、カントリー色とフォーク色に幅を広げ名曲5「Bad Moon Rising」と6「Lodi」(のちの名曲「雨をみたかい」まで続く王道)が誕生。最後9はレイ・チャールズのカヴァー。

バウンドディなソウルナンバー1、ゴキゲンな8ビートR&R2、レッドベリー3、8、初期エルヴィス的7など米南部ルーツ音楽の取り込みは今まで通りながら、表現に幅と厚みが加わった。1コードのR&B5も力で押さず、ツボを心得たギターとコーラスで長尺聴かせるのが天晴れ。ベトナム戦争批判のパワフルなジャンプ6、ジミヘン「Hey Joe」似の長尺10が余韻を残す。

名曲6.「Proud Mary」収録の名盤2nd!1「Born On The Bayou」、続く2、ラスト7.とブルージーなギター・リフを執拗に繰り返しジワジワ、グイグイ聴き手を引き込む汗ばんだスワンプのりのナンバーがカッコいい!アルバムを貫くこの「ノリ」はオリジナルアルバムならではの味わい。やはりベストだけでは勿体無い!アップではリトル・リチャードのR&R4.、力みっぷりが目に浮かぶ豪腕ブルース5.でのジョンのギターにも大拍手!

「メロウ・マイ・マインド」はニールで一番好きな曲。レッド・ロックスでのライヴDVDではアンコールでプレイされています。雨風を受けての演奏でドラマチックです。泣けます。

ロニー・レイン色が強く、独特のノスタルジックな味わいが最高です。酔いどれゴキゲンなフェイセズのラスト作の締め曲⑩に盛り込まれたさりげない人生訓にホロリときます。

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