カスタマーズボイス一覧

The Grand Budapest Hotel / Alexandre Desplat

「エッフェル塔~創造者の愛~」を聴いた後、アレクサンドル・デスプラに興味を持ったので「グランド・ブダペスト・ホテル」をゲットしてみた。ウェス・アンダーソン監督作品で現代から60年代、そして大戦前夜へと3つの時代を結ぶ展開作品で出演者も豪華だ。デスプラのサウンドはソフトタッチで明るく、時代の変化とともにサウンドも時代にマッチして流れていく。機会があればもうちょっとデスプラの他の作品を楽しんでみたい。

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チョロウマさんが書いたカスタマーズボイス

(全417件)

西部開拓史の汚点ともいうべき「サンドクリークの大虐殺」を描いたラルフ・ネルソン監督の問題作。劇場で観た時は従来の騎兵隊作品とは異なり少しショッキングな印象。ピーター・ストラウス、キャンディス・バーゲンらが出演。音楽担当はロイ・バッド。エネルギッシュかつ美メロ、素晴らしい展開の作品。持っていたのは昭和の時代にFM放送からエアチェックした一曲だけだったのでアルバムがゲット出来てラッキー。ボーナスとしてバフィー・セントメリーの歌声(?)。そして残念ながら「レビュー」は恐らく以前発売された別CDのもので今回の作品にはあたらないと思われる。

BS放送で観ていたら面白い作品だったのでそのままの勢いで発注してゲット。監督はカーステン・シェリダン。出演はフレディ・ハイモア、そしてロビン・ウィリアムズがチョイ悪で渋い存在。音楽担当はマーク・マンシーナ。ロックの曲が多い作品だがオーケストラの曲も楽しみ。クライマックスの演奏会で流れるオーガストラプソディーは素晴らしく感動的。日本盤にはボーナス・トラックとして3曲追加されており何となくお得。

19世紀末のイギリスの農村を舞台に娘テスの波乱に富んだ生涯を描いたロマン・ポランスキー監督作品。ナスターシャ・キンスキー、ピーター・ファースらが出演。デビュー数年後のナスターシャ・キンスキーの出世作であるがその美しさはちょっと別格級。音楽担当はフィリップ・サルド。英国的色彩と情熱的なメロディを巧みに展開する素晴らしい作品。LPは持っているがCD発売を機にゲット。文句なし。

007シリーズ第八作目はガイ・ハミルトン監督作品。3代目ボンドとしてロジャー・ムーアが登場。ショーン・コネリーのボンド・イメージが強かったがムーアのボンド役もソフト・タッチで面白い。ボンド・ガールとしてジェーン・シーモアがキマッテル感じ。音楽担当はジョージ・マーティンで主題歌はポール・マッカートニー&ウィングスというから「ビートルズ世代」にはたまらない。

アメリカ合衆国の軍人であるダグラス・マッカーサーの半生を描いたジョセフ・サージェント監督作品。グレゴリー・ペックが主演。音楽担当は巨匠ジェリー・ゴールドスミス。FM放送からエア・チェックした曲だけを持っていたので嬉しいアルバムの発売だ。ダイナミックで軽快なマーチが印象的であり巨匠ゴールドスミスの力強いスコアが楽しめる。「さくらさくら」を使った曲もあり面白い。

シリーズ第六作はショーン・コネリーからジョージ・レーゼンビーへとボンド役が交代。監督はピーター・ハント。音楽担当はジョン・バリー。ルイ・アームストロングの歌声は文句なし。バリーの007サウンドも文句なし。テリー・サヴァラスの存在感も凄いがラストも結構衝撃的かも。ライナーノーツ執筆は柳生すみまろ氏。

シリーズ第五作は日本が舞台のルイス・ギルバート監督作品。音楽担当はジョン・バリー。主題歌はナンシー・シナトラ。ボンド・ガールには若林映子さんと浜美枝さん。ボンドが日本人に化けたり忍者が登場するなど多少荒唐無稽なシーンもあるがそれはそれでご愛敬。日本的メロディを織り交ぜながらバリーのサウンドは楽しませてくれる。半世紀以上経過しているのに未だに色褪せないのは凄い。

BSで放送されたこの作品をたまたま観ていたのだが音楽が気になって検索したところ入手可能のようだったので発注してゲット。第二次世界大戦時のナチス・ドイツ占領下でのビエルスキ兄弟のユダヤ人救出を描いたエドワード・ズウィック監督作品。ディファイアンスとは果敢な抵抗という意味らしい。ダニエル・クレイグらが出演。音楽担当はジェームズ・ニュートン・ハワード。ニュートン・ハワードの重厚かつ大迫力のサウンドは作品をおおいに盛り上げている。バイオリンが美しいメロディを展開するのも印象的。

インフォ・メールで発売のお知らせが届いたので即発注したところ運良くゲット出来た。LPもコンピ盤CD(マンシーニの9枚組CD-BOXの中に含まれている)も持っているが独立盤も欲しかったのでラッキー。古代文字が専門の大学教授が暗殺計画に巻き込まれるスタンリー・ドーネン監督のスパイ・サスペンス。ソフィア・ローレン、グレゴリー・ペックが出演。音楽担当はヘンリー・マンシーニ。美麗ながらもミステリアス、ロマンティックなメロディも絡ませながらオリエンタル・ムードたっぷりのサウンドは流石という感じ。何度聴いても素晴らしい。

80年代のフィリップ・サルドの2作品がカップリングされたアルバム。「青い性/処女喪失(ビデオ題はデビッド・ハミルトンの妖精たちのプレリュード/朝霧に香る甘い旋律)」と「私のもう一人の夫(ジョルジュ・ロートナー監督)」。両作品ともエレガントで優雅なメロディが流れていく。残念ながら両作品とも観ていないが「青い性」には若き日のエマニュエル・ベアール、ロートナー監督作品にはミウ=ミウが出演している。いずれにしても両作品ともサルドの魅力溢れる甘い調べをたっぷりと堪能できる至福のひとときといえよう。

真っ白な雪に包まれたカナダ、モントリオール郊外が舞台のヴィム・ヴェンダース監督作品。邦題はシンプルだが何となく意味深。ジェームズ・フランコ、シャルロット・ゲンズブールらが出演。音楽担当はアレクサンドル・デスプラ。ピアノの旋律がもの悲しく切なさを誘う。オーケストラ・スコアも美しい。デスプラのサウンドはいつもながらクラシカル感たっぷりで何故か落ち着く。

資料によると70年代から80年代にかけてNBC放送で放送されたテレビ・シリーズのサントラ盤。日本でも70年代後半に放送された模様。設定は常にロサンゼルス。ライナーノーツにはヴィック・モロー、チャック・コナーズの名前があり、何となく懐かしい。音楽担当は巨匠ジェリー・ゴールドスミス。全くノーマークの作品。サスペンス・タッチ溢れるサウンドの数々でしかも時に迫力満点の展開。ゲット出来てラッキー。

資料によると原作マルキ・ド・サドの「ジュスティーヌ、または美徳の不幸」の映画化だが原作とは異なるジュスティーヌの波瀾万丈を描いたジェス・フランコ監督作品。ロミナ・パワー、ジャック・パランスらが出演
。音楽担当はブルーノ・ニコライ。ニコライのサウンドは時に美しく、時に激しく、クラシカルな時代を感じさせつつ華麗に流れていく。いかにもこれが映画音楽の世界だといわんばかりのサウンドの数々。60年代を感じさせる一枚。ご機嫌です。

15世紀に描かれた絵が明かす過去と現在の殺人事件をサスペンスフルに描いたジム・マクブライド監督作品。ケイト・ベッキンセールの初期の作品。音楽担当はフィリップ・サルド。DVDは持っているのだがサルドのサウンドが入手出来ずにいたが今回運良くゲット出来た。美メロは勿論のことラテンのリズム等幅広いサルドのサウンドが楽しめる一枚。サルドの魅力作品はまだまだ続く。

ジュールズ・ダッシン監督によるロマンティック・コメディ。資料ではギリシャの民族楽器ブズーキを使い、メリナ・メルクーリが歌ったメイン・テーマ曲がアカデミー主題歌賞を獲得したとのこと。1960年の作品というから60年以上前の作品。LPもコンピ盤CDも持っているのだが独立盤を見つけたのでゲットしてしまった。昔からこのメロディはしっかり覚えているから不思議。音楽担当はマノス・ハジキダスでいかにも哀愁を誘うメロディ。ギリシャという地域の持つ特有のメロディという感じ。ボーナストラックが豪華だが何故かメルクーリが歌う「死んでもいい(音楽担当はミキス・テオドラキス)」が一曲含まれておりラッキー。

「連載開始から50年、超弩級ロングセラー、再起動!」という第9部を一気に読み上げた。面白いのでページがどんどん進んでいく。五木寛之氏の作品は昭和40年代から読み始めているが当初はタイトルが面白かったり、歌のタイトルだったりして興味本位であったが冊数が増えるにしたがってその魅力に惹かれるようになり「小説」に関してはほぼ読み尽くしたと思う。「さらばモスクワ愚連隊」から始まる一連の作品に関しては古ぼけた本棚に単行本にてほぼ揃っていると思う。それにしても26歳の「伊吹信介」はこの後どうなるのか。

「女神がそっと微笑んで」は国際ビジネス界を舞台に青年の活躍を描いたスティーヴン・H・スターン監督作品。原題とはかけ離れた邦題だが面白いネーミングかもしれない。エリック・ストルツ、クリストファー・プラマーらが出演。音楽担当は帝王エンニオ・モリコーネ。帝王モリコーネならではの美メロのオンパレードだがハードボイルド感たっぷりのサウンドも盛り込まれており充分楽しまさせてくれる作品。

「フランシス・レイ・ベスト」ということで花形レイの代表的な作品が網羅されている。「あの曲が抜けてる、あの曲を入れて欲しかった」等々それぞれの思いはあるだろうが個人的には満足している。レイの作品を数多く揃えるのは難しいがLP・EP・CDでそれなりには持っていると思うが久しぶりにベスト盤が発売されたので参加しゲット。コンピ盤で聴くのも悪くない。映画の各シーンが思い出され懐かしい。心安まる一枚をゲット出来て最高。

何気なく五木寛之氏のディスコグラフィを検索していたら本作品を見つけ、そういえば第7部までしか読んでいないことを思い出し早速ゲット。近頃では読書などとは「死語」に近かったが猛スピードで読み終えた。五木氏の小説はかなり読ませていただいたので久しぶりだが楽しい時間を味わうことが出来た。大満足!!!

グレタ・ガーウィグ監督による「若草物語」。「若草物語」といえばエリザベス・テイラーやウェイノ・ライダーを思い出すが今回はエマ・ワトソン、メリル・ストリープらが出演している。音楽担当はアレクサンドル・デスプラ。躍動する軽快なメロディ、清らかで美しい旋律、なんとなくその時代が思い浮かぶようなクラシカルなメロディ等デスプラの世界を堪能。気持ちが穏やかになるアルバムの一枚。

「お嬢さん、お手やわらかに!」はミシェル・ポワロン監督による50年代後半の作品。一人のモテ男にあやつられた親友同士の三人娘が醸し出すスマートな笑いの物語が展開する青春恋愛コメディとの情報。出演はジャクリーヌ・ササール、ミレーヌ・ドモンジョ、パスカル・プティそして彗星のごとく登場したアラン・ドロン。音楽担当はポール・ミスラキ。ドロンのデビュー間もない頃の作品であり主役はササールやドモンジョだと思うが存在感はやはり凄い。大昔何処かの映画館で観たような気がしたがもう一度観たくなりゲット。若かりしドロンやドモンジョが楽しめる作品といえよう。

「ライジング・サン」は90年代前半のカリフォルニア州を舞台にしたフィリップ・カウフマン監督作品。ショーン・コネリー、ウェズリー・スナイプスが出演。音楽担当は武満徹氏。やや長めのスコアだがミステリアスなサウンドの中にも「和」を感じさせるサウンド展開も随所にあり楽しくなる。オープニングとエンディングでは太鼓をフィーチャー。迫力満点の展開には大満足。

ナチスに奪われた世紀の美術品を奪還するため芸術の専門家で結成された特殊部隊「モニュメンツ・メン」の活躍を描いたサスペンス。監督・主演はジョージ・クルーニー。マット・デイモン、ビル・マーレイ、ケイト・ブランシェット等が出演。音楽担当はアレクサンドル・デスプラ。オープニングから勇壮でダイナミックな戦争映画の雰囲気が漂う中、派手な戦闘シーンは殆ど無いが美メロ、ミステリアスで繊細なサウンドに引き込まれていく。映画も面白かったし、デスプラのサウンドもご機嫌。

「悪魔のようなあなた」はジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品だが同監督の遺作になったとのこと。アラン・ドロン、センタ・バーガーが出演。音楽担当はフランソワ・ド・ルーベ。ドロンの魅力、センタ・バーガーの妖しい美しさ、そして何よりもルーベのサウンドが素晴らしい。冒頭から流れるサウンドでノリノリ。ルーベのコンピ盤CDに3曲収録されているので聴いてみよう。映画も面白かった。

ナタリー・ウッド出演の「求婚専科」とジェーン・フォンダ出演の「チャップマン報告」という60年代の二作品がカップリングされたアルバム。監督も音楽担当も異なるという面白い組み合わせ。「求婚専科」の音楽担当はニール・ヘフテイで小粋なジャズ・サウンドが楽しくさせてくれる。いかにも60年代というサウンド感がたまらない。「チャップマン報告」の音楽担当はレナード・ローゼンマンでこちらも軽快なメロディ、そしてミステリアスでハードボイルド感漂うナンバーもご機嫌。いづれの作品も初めてのゲットだと思うのでラッキー。

「最後の標的」はロバン・ダヴィス監督による80年代前半作品。アラン・ドロン、カトリーヌ・ドヌーヴのスター共演。音楽担当はフィリップ・サルド。LPもCDも持っているが観ていなかった作品。映画館で観るような価格でDVDがゲット出来るとは有難い。早速ゲット。「シシリアン、サムライ、ビッグガン、仁義etc」等ドロンのラストシーンは何となくお決まりのイメージなので今回はどうなるのかと楽しみに観ていたらうまく逃げたようだ。ドロンのラストシーンとしては珍しいかも。やはり共演がドヌーヴだからかな?それにしてもサルドのサウンドは素晴らしい。CDで聴き直そう。

アルマンド・トロヴァヨーリの2作品アルバム。エットーレ・スコラ監督の「テラス」とディーノ・リージ監督の「白い電話」。いづれの作品も日本未公開らしいがイタリア文化会館にて無字幕上映されたとの情報あり。「テラス」のサウンドとしてはピアノが印象的。テンポの良い曲、そしてじっくり聴かせる曲あり。「白い電話」はなんとなくオリエンタル風メロデイ、クラシカル調、明るく軽快なタッチと楽しませてくれる。トロヴァヨーリの作品としては古くは「昨日・今日・明日」あたりから始まるが意外とそれほどの数は聴いていないのかもしれない。今回久しぶりにトロヴァヨーリのサウンドを楽しめてラッキー。

花形フランシス・レイの作品を聴き始めてから半世紀以上が経過したが花形レイのメロディはいつ聴いても素晴らしい。レイの新作はもう聴けないがレイの遺してくれた素晴らしい作品の数々は聴くことが出来る。このアルバムもレイの素晴らしさを堪能出来る一枚なのかもしれない。聴き慣れたサントラ盤ではないかもしれないがレイのサウンドを楽しむことが出来る一枚。

フェデリコ・フェリーニ監督の「魂のジュリエッタ」は60年代半ばの作品。音楽担当はフェリーニ作品の殆どを手がけているニーノ・ロータ。少しコミカルに、そしてサーカス的な軽快なメロディ、さらに優雅に流れるゆったりとした時間。ロータ特有の世界にどっぷりとつかりそうな作品。何となく神秘的でエキゾティックなロータの音楽を楽しむこととしよう。

サイレント時代のハリウッドを舞台にしたブレイク・エドワーズ監督作品。エドワーズ作品としては後期の作品かも。音楽担当は勿論ヘンリー・マンシーニ。マンシーニ自身の後期の作品といえる。「大いなる西部」を思い起こさせる迫力あるメイン・タイトルから始まり、「グレートレース」を思わせる軽快なマーチ風が面白い。勿論マンシーニ特有の美しいメロディも心地良い。エドワーズ/マンシーニ作品としては全くノーマークの作品をゲット出来てラッキー。

初めてこの作品を観た時の驚きとラストの衝撃的なシーンは忘れられない。監督はフランクリン・J・シャフナー、主演はチャールトン・ヘストンで今から半世紀以上前の作品だがSF映画史に残る作品といえるかもしれない。音楽担当は巨匠ジェリー・ゴールドスミス。巨匠の作品としては比較的早期かもしれないが巨匠特有の美メロは殆どなくアバンギャルド的なサウンドの連続。パーカッションのリズムが凄い。LPは持っているのだがどうしても気になったのでCDもゲットしてみた。60年代後半の巨匠の世界を楽しむこととしよう。

時代背景が60年代前半ということだが極秘実験の水槽で飼われている不思議な生物との出会いから始まる究極のラブストーリーということで監督はギレルモ・デル・トロ。音楽担当はアレクサンドル・デスプラ。オープニングのタイトルバックで流れるテーマは口笛による哀愁漂うメロディ。10分以上に及ぶ緊迫感溢れる曲は圧巻。グレン・ミラー・オーケストラ、アンディ・ウィリアムス(SUMMER PLACE/夏の日の恋)の曲目も収録されている。デスプラの美しい旋律に堪能。

いしだあゆみさんの「サチオ君」を検索していたらこのアルバムがヒット。早速ゲットしてみた。あゆみさんのビクター時代の作品が6曲も含まれておりご機嫌。「サチオ君」は半世紀以上ぶりにゲットしたことになる。(以前はソノシート?紛失!)松尾和子さん、佐良直美さん、鰐淵晴子さん等々の曲目も懐かしい。特に沢たまきさんの「ベッドで煙草を吸わないで」はある意味最高。沢たまきさんといえばテレビ放映された「プレイガール」のオネエ役を思い出す。いづれにしてもあゆみさんの「サチオ君」はいつでも聴ける状態にしておこうと思う。

80年代サルドの4作品が収録されているアルバム。監督は一作目から三作目までがピエール・グラニエ・ドゥフェール、四作目がデニー・グラニエ・ドゥフェール。一作目の「銀色の目の男(?)」はサルドのジャズ・サウンドが魅力的。ハービー・ハンコックのピアノが響き渡る。ロン・カーター、ウェイン・ショーター等豪華なメンバーだ。二作目の「パリの女教師/追いつめられて」はエレキギターの音色が何故か残る。三作目・四作目にはミシェル・ピコリが出演しているようだ。残念ながらどの作品も観ていない。 

ジョニー・マンデルの三作品アルバム。「いそしぎ」のLPは持っているのだがしばらく針を落としていないのでCDを探していたらこのアルバムを見つけ早速ゲット。「卑怯者の勲章」はやはり「エミリー」のテーマが美しい。何回聴いても素晴らしい。「いそしぎ」の主題歌「シャドウ・オブ・ユア・スマイル」はあまりにも有名。いつ聴いても心和むメロディ。トランペット・ソロも印象的。フランキー・アバロン主演の三作目はドラムの音色が響き渡る迫力あるサウンドが面白い。いづれにしても「卑怯者の勲章」と「いそしぎ」がじっくり聴けるのは素晴らしい。

ブロードウェイで圧倒的な影響力を持つ評論家を主役に描いた「成功の甘き香り」はアレクサンダー・マッケンドリック監督による作品でバート・ランカスター、トニー・カーティスらが出演している。LPは持っているのだが60周年記念リマスター盤という甘い紹介に乗せられてゲット。エルマー・バーンスタイン・ジャズとチコ・ハミルトン・クインテットの織りなすジャズの競演は何ともいえない贅沢。旧き良き50年代かも。

「エッフェル塔~創造者の愛~」を聴いた後、アレクサンドル・デスプラに興味を持ったので「グランド・ブダペスト・ホテル」をゲットしてみた。ウェス・アンダーソン監督作品で現代から60年代、そして大戦前夜へと3つの時代を結ぶ展開作品で出演者も豪華だ。デスプラのサウンドはソフトタッチで明るく、時代の変化とともにサウンドも時代にマッチして流れていく。機会があればもうちょっとデスプラの他の作品を楽しんでみたい。

帝王エンニオ・モリコーネが音楽担当した2作品のカップリング・アルバム。セルジオ・コルブツチ監督の「黄金の棺」は南北戦争が終わった直後の頃が舞台のマカロニ・ウェスタン。ジョセフ・コツトンが出演している。葬送をイメージさせる哀愁のメロディが切ない。トランペットも印象的。セルジオ・ソリーマ監督の「非情の標的」は暗黒街の組織に妻を誘拐された刑務所副所長の姿を描くアクション映画。オリバー・リードが出演。ポップな感じから踊り出しそうなディスコ調メロディ、ちょっとクラシカルなサウンド、勿論迫力あるサスペンス調サウンドもたっぷりと帝王モリコーネらしい何とも素晴らしい世界。

フィリップ・ド・ブロカ監督作品で主演はJ・P・ベルモンド。「リオの男」と双璧をなすベルモンド×ブロカコンビの最高峰とのこと。ある資料によると原題は「中国における中国人の苦難」とのこと。音楽担当はジョルジュ・ドルリューでエキゾチックでオリエンタル風味たっぷりのサウンドを展開。冒頭からチャイニーズ風な雰囲気でスタートするこの作品はアジアを感じさせるダイナミックで華やかさも申し分なし。とても60年代の作品とは思えない。妖艶なウルスラ・アンドレスも出演している。リオに続いてカトマンズもゲット出来てご機嫌。

昭和40年代に新宿のジャズ喫茶で初めてこの曲を聴いたことを覚えている。そして当時私にとっては高価だったLPを購入したことも覚えている。そのLPは今でもレコード棚に並んでいるが恐らく相当期間聴いていない。今回何気なく検索していたら手頃なCDを見つけたので早速ゲットしてみた。「フォレスト・フラワー」は忘れられない一曲だ。冒頭のメロディを聴いただけで遠い遠い大昔を思い出す。懐かしいCDをゲットして大満足。

ロスの世相を背景に1950年代のロス市警を舞台にしたカーティス・ハンソン監督のクライム・サスペンス。ケヴィン・スペイシー、ラッセル・クロウ、ガイ・ピアースらに混じつて一見妖しげなキム・ベイシンガーも出演。一癖も二癖もある刑事たちが登場し、男臭い世界を表現。音楽担当は巨匠ジェリー・ゴールドスミス。大迫力のサウンドで50年代特有の時代の雰囲気を醸し出している。トランペットのテーマが印象的。巨匠ゴールドスミスの渾身の作品に大満足。

是枝裕和監督作品。音楽担当は坂本龍一氏。坂本龍一氏の最後の映画音楽作品ということなので是非ともゲットして手元に置いておきたい一枚。書き下ろし2曲を含む全7曲収録。詳細は是枝裕和監督自身がライナーノーツの中で述べられているので参照願います。静かにじっくり聴いていきたい。

父親から受けた幼い頃のショッキングな体験のために精神に異常をきたした若い女の復讐を描いたダリオ・アルジェント監督によるイタリアのサスペンス映画。原題に動物が入っている「歓びの毒牙」「わたしは目撃者」に続く動物三部作の最後を飾るアルジェント作品。音楽担当は帝王エンニオ・モリコーネ。動物三部作とも帝王が担当。強烈なドラムの響きから始まるサイケ感漂うサウンドはいかにも70年代前後かなと思わせる。血生臭いストーリーとは対照的に帝王の旋律は美しい。「歓びの毒牙」の独立盤がゲット出来ていない。残念。

パリのエッフェル塔誕生の裏に秘められた情熱と愛の物語ということだが詳細は商品の紹介蘭とライナーノーツにお任せすることとしたい。音楽担当はアレクサンドル
・デスプラで今や映画音楽界のエッフェル塔というふれこみ。確かに格調高いサウンドは何か惹きつけるものがある感じで素晴らしい。機会があればデスプラの他の作品も是非聴いてみたい。「ハーフ・ア・チャンス」をなんとかゲットしてみたいと思っているのだが・・・。

ルチアーノ・エルコッリ監督による1970年度の作品らしいが日本未公開とのこと。音楽担当は帝王エンニオ・モリコーネ。ロマンティックでミステリアスなテーマだがエッダ・デッロルソのヴォイスをフィーチャーしており素晴らしい。ボサノバ調、軽快なポップナンバー、何とも意味不明なサイケ感漂うサウンド、かと思えば何気なく流れる美しいメロディ等々帝王モリコーネが手がけたちょっと妖しげな世界を楽しんでみたい。

アニー・ジラルドが出演した2作品。音楽はいづれもミシェル・ルグランが担当。一作目はセルジュ・コルベール監督による「雪どけ」。雪景色が美しいフランス郊外を舞台に展開するとの情報。70年代らしいポップなナンバーもあるが美しく、華やかなサウンドはやはりルグラン。二作目はフィリップ・ノワレが共演。ジャズっぽいサウンドもあるが細かい曲の繰り返しで軽やかにそしてクラシカルな感じも漂わせるルグランならではの展開が面白い。70年代前半のルグラン作品が聴けるとは素晴らしい。そしてアニー・ジラルドも多数の映画に出演しているとのことだが日本未公開作品が多いとの情報。残念。

「恋のジーンズ大作戦/巨人の女に手を出すな」という邦題はなかなか洒落たタイトルであり、ストーリー展開にマッチ。ライアン・オニール、マリアンジェラ・メラート、リチャード・キールらが出演しているコメディ。音楽担当は帝王エンニオ・モリコーネ。全体的には軽いタッチのコミカル感たっぷりの作品だがディスコ調あり、何となくクラシカルな感じもあり、勿論美しいメロディも随所に盛り込まれている帝王モリコーネならではの仕掛けの作品。曲目数はそこそこあるが一曲あたりが短く変化が楽しめる作品。流石帝王。

いしだあゆみさんの作品はLP,EP,CDをそれなりには持っているがかなり前にゲットしたものばかりなので今回新しくゲットしてみた。DISC1の曲は殆ど持っているがカバーソングを集めたDISC2が今回のお楽しみ。フランシス・レイ作品のカバーは特にお気に入り。昭和の時代「今日からあなたと」や「涙の中を歩いてる」のEP購入時には大きめのポスターがもらえたのであの頃が懐かしい。「サチオ君」も持っていたのだが(記憶ではソノシート?)紛失してしまった。痛恨の極みである。

原題は洒落ているが邦題も何となくわかりやすい。監督はピーター・コリンソン、マイケル・ケインが出演している1969年度の作品。音楽担当はクインシー・ジョーンズ。60年代の香りがたっぷりのマット・モンローの歌声でスタートする一枚。時代を感じるサウンドが続き、懐かしさを感じ取れる作品。尚、当作品はF・ゲイリー・グレイ監督によりアメリカにてリメイクされている。(シャーリーズ・セロン出演)資料によるとクインシー・ジョーンズはプロデューサーとしてレスリー・ゴーアの「涙のバースディ・パーティー」にタッチしているらしい。

実話を元に様々な困難を克服する若者の姿を描いた感動のスポーツ・ロマン。実在のフットボール選手ルディ・ルティガーの経験を元に制作された作品との情報。監督はデヴィッド・アンスポー、ショーン・アスティンが出演。音楽担当は巨匠ジェリー・ゴールドスミス。巨匠の数多くの作品の中でもその素晴らしさがダイレクトに伝わってくる作品。ようやくゲット出来たので嬉しさも格別。カスタマーボイスの記述を忘れてしまうほど傾注出来る作品。巨匠ならではの美しく、たくましく、そして元気の出る作品。文句なし。ルディの27秒に拍手。

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