カスタマーズボイス一覧

マーラー: 交響曲全集 / ヨエル・レヴィ、他

全曲にわたって、ほど良い緊張感と素晴らしい響きに満たされた極上の逸品。巨匠指揮者の思い入れたっぷりの演奏に耳疲れした人にはもってこいの全集。ところで、レヴィってこんなに素晴らしい指揮者だったんだ。

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シジュウカラさんが書いたカスタマーズボイス

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この録音の問題は独奏楽器がやたらクローズアップされていて、オーケストラとのバランスがおかしいことにある。
そもそもマスターが悪いのだから、それを尊重すべきではなく手直しすべきだ。

東京から札幌へ飛び、この最後の演奏会を聴かせていただいた。本当に素晴らしかった当時の映像を発売していただいてありがとうございました。

モーツァルト以降はステレオで、思っていたより良好だが、セル愛好家限定か。最も音質がいいのはブラームスのハイドン変奏曲。ブラ1の旧録音とカップリングされていた時よりもステレオ感が明快。高音、強奏部はさすがに苦しいが、このCDでは一番の音質。シューマンは劇的演奏。終結部の追い込みと締めくくりのティンパニの一発がかっこいい。全般に忘れ去られてはもったいない演奏ばかり。リマスターされないだろうか。

遅ればせながら購入。並外れた才能があったから大指揮者になったのだと改めて納得させる作品ばかり。とりわけ、セルの「三つの小品」は抜きん出ている。格調高く、ピアノに歌わせている。白石さんの演奏も素敵だ。

音のすばらしさは皆さんが書かれているとおり。ただ、従来のリマスターCDでも良好な音質だったので感激度は今一つ。今度は、音質の悪さで大損しているフライシャーとのシューマン、グリーグの協奏曲や音の堅いモーツァルトの協奏交響曲、ヒンデミットの交響的変容などをリマスターしていただきたい。

SACDをヘッドフォンで試聴。ほぼ無音の中から柔らかく、厚みの音が立ち上がる。奥行、広がりとも十分なホールトーンだが、各楽器がくっきり粒だつ。美しさ、迫力ともに従来のものとは別物。これまで感じられなかった「憂い」「悲しみ」も感じ取れる。最高のリマスターに感謝‼

全曲にわたって、ほど良い緊張感と素晴らしい響きに満たされた極上の逸品。巨匠指揮者の思い入れたっぷりの演奏に耳疲れした人にはもってこいの全集。ところで、レヴィってこんなに素晴らしい指揮者だったんだ。

SACDで鑑賞。旧SACDで感じていた管楽器の不自然な貼り合わせ感がなくなった。ただ、4トラック録音には正直なところ馴染めない。音場が広く各楽器の明晰さも素晴らしいと思うが、例えると天井のない建物で聴いているような感じ(高級システムで聴けばまた違う印象になるかも)。適度な残響を伴った響きのまとまりが欲しかった。他の曲は良好。

演奏はライブならではの熱気と迫力に富んだ凄絶な名演!! 音質もまずまずなので、過去に売られていたCD-Rを持っていない方にはお薦めできる。ただし、CD-Rを持っている方は・・・。「優秀なステレオ録音」とのコマーシャルメッセージに釣られて買ったが、ほぼMONOのCD-R音源そのままの音。またもや期待外れの1枚。

SACDで鑑賞。ドライな音質が不満だった「イタリア」の改善を期待して購入。結果は大満足!!
モーツァルト同様音の明晰さがさらにアップすると同時に、ほど良い残響を伴った響きのまとまりがとても良い。美しいところはより美しく、強靭なところはより強靭な音に!シューマンも同様。
セルって本当に凄い!!!

SACDで鑑賞。リマスターは全体としてベートーヴェン交響曲全集以来の感激レベル!特に「ポストホルン」‼ 眼前で生の演奏を聴いているかのようだ。他の曲も左右一杯に広がり、自然な残響を伴った見事なホールトーン。音鮮やかな木管群、柔らかさと強靭さを併せ持った弦の輝き、華やかだが見事なバランスの金管など申し分なし。

「グレイト」を持っていなかったため、ドヴォルザークのダブり承知で購入。いつものことだがEMIのSACDはスピーカーではなく、ヘッドフォンで聴くべし。当家のバリュースピーカーでは太刀打ちできない。できることなら、マイヤー氏にお願いして原テープ遡りのリマスターで聴いてみたい。

一音たりとも揺るがせにしない緻密な造形ながら、音はふくよかで柔らかく、ナチュラルな歌心に溢れている。録音も抜群に良く、どの曲も繰り返し聴きたくなる名演揃いである。叶わぬ夢とはいえ、「田園」と「グレイト」も聴きたかった。

ライブの6番と家庭交響曲の改善期待で購入。6番は音場が拡大し、各楽器の明瞭度もアップ。家庭交響曲は、ブラ3同様、やや窮屈だった音が解放されスケールアップ。4番は柔らかな響きの好録音だったが、各楽器の粒立ちと力強さのアップによる透明な立体感と強靭な響きに変貌。今回もマイヤー氏に感謝。

このSACD化は疑問が残る。元々録音状態がよく、演奏もピカ一なので5点未満の点数は付けられないが、商品化の姿勢に関しては3点だ。フロスト氏プロデュースの1番などは、木管がやや強調され過ぎだった既存のSACDと比べ自然なバランスになっているが、マイヤース氏プロデュースのものはほとんど変化を感じられなかった。是非とも音質の悪さで評価を落としているものに取組んでいただきたい。

手元のCDでは、オーケストラの音に別マイクでとったカサドシュのピアノの音を被せる感じで、ピアノの音は明快であるものの潤いや伸びやかさに欠ける印象が強かった。しかし、今回の優れたリマスターによってピアノとオーケストラの音響が一体となり、ピアノが自然な潤いと輝きによって再現されている。「カサドシュがいまいち」という方に是非ともお勧めしたい。

ベートーベン交響曲全集に引き続く会心の出来映えだ。ファンの間で長年の懸案だった2番がやっと正してバランスで再現されている。また、豊麗ではあったものの狭い部屋に閉じ込めれたような窮屈だった音が伸びやかに開放され、このコンビらしい強靭な輝きを取り戻した。特に3番の迫力は今までのものと別物だ。これらはCD層でも十分確認できるので、これまで買い溜めたCDは用済みだ。

トリプルが終わった途端聞きなれたアナウンスが流れ出した。そう、この音源はオハイオのWCLVだ。なので音質良好、演奏ももちろん最高!ここには未CD化のお宝音源がたくさんある。是非ともCD化を進めていただきたい。

3トラックの原テープに遡って新たにマスターを作成したことで、近年の724ビットリマスターでも不満のあった2番や9番が劇的に改善された。(従前のマスターに問題があったということだ。)
他の曲も鮮度と厚みが加わり、録音年代を考えればこれ以上は望めない。音質改善の最終稿というべき全集だ。

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