昨日はドラフト会議、今日はヤンキース松井が決勝弾!!もうすぐ日本シリーズ!! と、久しぶりに野球ネタで盛り上がってる?この頃ですが、イチローの在籍するマリナーズの本拠地シアトルには、イベント仕組みにフェアトレードを導入している会社があるとか。今、毎日が年明けの30周年イベントの企画に追われているだけに、音楽をプラットフォームに社会貢献する方法がこんなところにもあるのかも? タワーでこれやればいいんじゃないの!? と思ったりして…。

それは、「Brown Paper Tickets」という会社のお話。ここの会社のスローガンは、「The first and only fair-trade ticketing company! Not-Just-For-Profit!（世界で初めてのフェアトレードチケット会社！儲けるだけの会社ではありません！）」というもの。

イベントの際に支払うチケット代には、チケット会社などへの(ここらへん、アメリカと日本ではちょっと仕組みに違いありますが)発券手数料が含まれていて、ま、そこそこの金額なわけです。この金額は、利用者とイベントの主催者の負担になっていて、ここの部分が安く、しかも、そのお金で社会貢献できたら、ライブがいろいろな人にとってすごくいいイベントになるというわけ。(もちろん、チケット発券業者の方が別の形で社会貢献しているケースもあるんですが)

Brown Paper Ticketsという会社は、一枚のチケット購入ごとに99セント（業界最小額）と購入額の2.5%を手数料として請求していて、その結果、消費者は格安でチケット購入でき、適正な価格でイベントを楽しむ事ができる。また、この仕組みだと、イベント開催者にも格安の手数料が請求され、結果的に若いアーティストや市民団体のイベントなどに開催しやすい環境を作り出す事になるというわけ。そして5％の利益はシアトルコミュニティーのイベントにも還元しているらしいとの事。

FES会場でのNGOと連携した環境活動や、ノベルティや商品のフェアトレード化はもう何年も取り組んでいるので、こんな感じで、FESやイベントの仕組み自体にも社会貢献やエコな考えを創出していくのがもしかしたら今後の課題!?かもと。

なんてことを考えながら、来年1月9,10,11の3連休は、タワー30周年イベント3連発です。モロモロ発表まで時間がかかりますが、これ、"大人の事情"という事で(笑)。  ただ、1/9,10のUNITには、来年結成25周年という日本、いや世界を代表するSKAバンドや、現在ヨーロッパツアー中のSOUL&FUNKバンド、ZEPPやAXクラスでもチケット即完の某グループ、なんと、今回のイベントのためだけに再結成される関西のSKAバンド、DJには泣く子も黙るレコード番長!!まで、ま、とにかく贅沢な感じになっておりますので、乞うご期待。

内容とチケット発売に関する情報解禁は12/1!! です(予定)