シルバーウィーク中ではありますが、これから年末にかけて予定されている某企業とコラボした大々的な企画のデザイン制作が山場ということもあり…相変わらず労働しております。

そして、この連休中に働いていると言えば、今日はやっぱり鳩山由紀夫首相と言う事でしょうか。２２日の国連気候変動首脳会合で公約した日本の温室効果ガスの２５％削減というニュース、この米国や欧州連合の掲げる目標を大きく上回る内容は、「鳩山イニシアチブ」と言われているようだけど、ま、別に自分の名前をつける必要があるかは別にして、２０１３年以降の地球温暖化対策の国際的枠組み（ポスト京都議定書）交渉もリードしていこうという意欲は、なんかやっと日本もいろんな意味で変わっていくのかな…と思える久しぶりのいいニュースでした。

一方で、朝のワイドショーなんかは、相変わらず自●党の総裁選挙であーだこーだ言ってる様です。選挙でなぜ歴史的な惨敗したのか?の総括もないし、世代交代?とか、全員野球?とか、本質は今盛んに言われているそーゆーことではなく、自●党的な政治のやり方や日本の国の形の作り方が歴史的役割を終えたと言う事であって、党の新しい存在意義自体をもう少しハッキリ示してほしいと思うのは自分だけでしょうか?　ま、政党に言われる事は、この時代、一般社会や企業にも当てはまる事が多いと思いますが…。

昨今、「社会起業家」なる言葉が一般化してきて、世界的な不況の下で貨幣だけの尺度考えられてきた経済活動に対して、ビジネスで社会問題に取り組んだり、仕事に社会的価値をどう見出すかを考える人が増えているよう……。で、思ったんですが、タワーレコードは社会起業家的な部分が多々あるのではないかと言う事なんですけど…

大体、音楽小売業(だけで)で大金持ちになって、六本木ヒルズに住んでるとか、フェラーリ乗り回しているとか、毎晩銀座で大盤振る舞い(例えが古いか?)してる人なんか知らないし、そーゆー人がいたらちょっと怪しい(笑)。もちろん、目的のためにあえて貧乏する必要は無いものの、"NO MUSIC,NO LIFE."と言っている時点でずいぶん社会起業家っぽいかもな…と。だとすると、これから新しい形の日本になっていく過程で、タワーがやろうとしている事は結構リンクできる部分があるのでは…と。

「企業は本業を通じて社会貢献する」

これは、あの松下幸之助さんの言葉。