1963年、旧東ベルリン生まれのチェロ奏者。ベルリンのハンス・アイスラー音楽学校でペーター・フォグラーに師事。1988年、ドレスデン国立管弦楽団の首席チェロ奏者に就任、翌年からバイロイト祝祭管弦楽団のトップも務めた。また、ドレスデン・ピアノ・トリオのメンバー、あるいはモーリツブルク室内楽祭の芸術監督として、室内楽にも力を注いでいる。彼の愛器は、名匠カルロ・トノーニが1730年にヴェネツィアで製作し、パブロ・カザルスが使用していたものである。
2012/08/30 (2012/08/30更新) (CDジャーナル)
