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最初で最後の凱旋

 


左から、関根梓、森咲樹

 

この〈対バン行脚〉を通じて、アプガがグループとして成長し、7人の絆がより強固になったのは間違いない。そして、この〈行脚〉での成果、2011年の結成からのこれまでの集大成を見せる戦いがいよいよ明日に迫っている――4月13日、メンバー悲願の〈横浜BLITZ大決戦(仮)〉に向けての意気込みを語ってもらい、この連載を締めくくりたいと思います。

関根「いままでは自分たちのステージを観られる環境って、正面からだけだったけど、上(2階席)からも観られるので、一曲一曲を楽しみつつ、いままでより丁寧にフォーメーションとかを意識しなきゃなって。メンバー同士の空気感、アイコンタクトを大切にしていかないといけないなと思いますね。もっとメンバーが一致団結しないと、良い空間は出来上がらないと思うので、メンバーで力を合わせて、観てくださった全員から〈最高の一日だったね〉って言ってもらえるようなステージにしたいです」

森「念願の横浜BLITZなんですが、今年で閉館するかもしれないと聞いているので、もしかしたらアプガでは最初で最後の横浜BLITZかもしれないし、悔いのないように楽しみたいです。単独ライヴだと長い時間やるので、何曲も続けてやると意識が朦朧としてきて表情が作れなくなってしまうんです。〈六本木決戦〉のときも振付の竹中(夏海)先生と話したんですけど、一曲ごとの雰囲気の違いを歌もダンスも表情もしっかり出して、その雰囲気を見せていきたいです。横浜BLITZを大成功させて、次のステップに行けるように、もっと大きな会場でできるようにしたいです」

新井「〈行脚〉や研修生(ハロプロエッグ)時代からずっと積み上げてきたものを、私たちがずっと夢見てきた横浜BLITZで思いっきり発揮したいです。それにプラスして、感謝の気持ちを忘れずにというのと、2階席からも観ていただけるということなので、いつもよりもフォーメーションに気を使って丁寧にやっていきたいです。でも、丁寧さに集中しすぎると私は笑顔がなくなったりするので、楽しんで笑顔で、表情に感情を込めてがんばりたいです。それで、横浜BLITZはゴールでもありスタートでもあるので、まだ第1章がやっと始まると思うので、そこで新しい第一歩を踏み出せるように。〈西武ドーム〉じゃなく横浜BLITZに来てくださった皆さんを絶対後悔させないように全力でがんばりたいです」

古川「ずっと立ちたいと思ってた場所なので、いろいろ思うことはあるし、言いはじめたらキリがないけど、せっかく〈対バン行脚〉を回ってグループとして変われたと思うので、対バン相手の良いところをたくさん盗ませてもらったその集大成、ステップアップしたアプガの姿を見せられるようにがんばりたいです」

 


左から、佐保明梨、佐藤綾乃

 

佐保「単独ライヴではいちばん大きい会場だから、横浜BLITZが〈アップアップにはまだ早かったね〉とは言われたくないので、〈横浜BLITZじゃ足りないんじゃない?〉って言ってもらえるようなライヴをして、思いっきりはみ出していきたいです。個人的には、特別な日なので自己紹介の空手をどうしようかなって。何かスペシャルなものを割りたいです」

佐藤「これまでのワンマンは、攻めてノンストップで走って、わけもわからずとにかくやり切った感じなので、今回は、ただやり切るだけじゃなく、細かいところまで意識してやりたいです。あと、大きいステージだからこそできること、身体全部を使って歌とダンスを魅せていきたいですね。横浜BLITZもなくなっちゃうみたいなので、アプガでできるのは最初で最後だと思うから、悔いの残らないようにやりたいし。私たち的にも、前回の〈六本木決戦(仮)〉が埋まらなかったので、どうしても横浜BLITZを埋めたいというのがあるんです。集客だけがすべてじゃないけど、やっぱり埋めないと次に行けないと思うので。お客さんにも〈こんなアプガ見たことない〉って言ってもらえるようにがんばって、1リットル以上の汗を大量にかきたいです(笑)」

仙石「私は、横浜BLITZに7人で戻って来れたのがいちばん嬉しくて。なので、7人でステージに立ててる喜びを存分に表したいですし、七人の侍が暴れてるのを、お客さんといっしょに大決戦として楽しんで、観に来なかった人が後悔するライヴにしたいです。噂を聞いた人が〈次こそは絶対行こう〉って思ってもらえるくらい、ほんとにガツンと大きい爪痕を残せる一日にしたいなと思います。そのためには、全員がすべてを全部出し切って、しかもこれまでで最高の形でちゃんと出したいんです。そうすれば絶対に次に行けると思うので、Next Stageに向かうためにいまの最高を見せたいと思いますし、私は皆さんのハートをしっかり切りたいと思います」