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ハマケンのお仕事

連載
NEW OPUSコラム
公開
2012/10/25   18:40
更新
2012/10/25   18:40
ソース
bounce 348号(2012年9月25日発行)
テキスト
文/桑原シロー


いろいろと絶好調なあの男が暴れまくり!!



ベッピンな奥さんをもらっちゃって、公私共に絶好調なSAKEROCKなどで活動するハマケンこと浜野謙太。そんななか、彼の男前っぷりが大炸裂した2作品が時を同じくして登場するのでご紹介。まずは自身がリーダーを務める在日ファンクの新作『連絡』。ドライヴ感溢れるグルーヴに乗せてある家族のカルマを描く“ホームシック”、メロウネス溢れる旋律を持ったミディアム・チューン“嘘”など人情味に溢れた名曲だらけのこのミニ・アルバムは、日本人の琴線に触れるファンク作りをめざし、猪突猛進してきた彼らの一つのピークとも言える一枚だろう。

続いて、2004年からメンバーに名を連ねる老舗インスト・バンド、KILLING FLOORの5作目『012〜零・壱・弐〜』。メトロファルス“DOM PERIGNON, NOEL, SANTA MARIA”の涙モノのカヴァーやら、ジンジャー・ベイカーもニンマリしそうなアフロビート・ナンバー“AFRICAN GINGER”などが並んでおり、ポップでスリリングなアンサンブルにおいて、ハマケンのトロンボーンも暴れまくり。よっ、色男!



▼文中に登場した作品を紹介。

左から、10月3日にリリースされる在日ファンクのニュー・アルバム『連絡』(Pヴァイン)、KILLING FLOORのニュー・アルバム『012〜零・壱・弐〜』(doolittle)