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第24回――ついに最終回! いろいろあった3年間をメンバー全員で振り返ります!

連載
オレスカバンドと旅出せぇーい!
公開
2010/04/28   21:20
更新
2010/04/28   21:29
ソース
bounce 319号 (2010年3月25日発行)
テキスト
インタヴュー・文/宮本英夫

 

オレスカバンド_Ph2

 

――連載スタートから約3年。振り返ってどうだった?

たえさん「何かいろいろありましたね~。どう変わったか、とかはよくわかんないですけど、感慨深いです」

サキ「スーパーでした。アメリカ行ったのも、映画やったのも、普通の18歳、19歳には絶対できひんことをやらせてもらったので」

もりこ「あっという間でした。その時は新しいことばかりで充実した瞬間だったんですけど、もっとちゃんと振り返っておくべきだったかなっていまになって思います(笑)」

――連載タイトルも2回変わっていて、初めは〈オレスカバンドを追ぃえ~(Oh Yeah!!)〉だったんだよね。

リーダー「いちばん最初は渋谷のタワーレコードに行ったな。あの頃は東京とか全然知らんかったから」

たえさん「スクランブル交差点を渡られへんかった(笑)」

 

オレスカバンド_Ph1

 

――その次が〈オレスカバンドと翔べぇ~い!!〉。2007年のUSでの活動を見据えて、〈渡米〉に引っ掛けたタイトルということで。

いかす「この年はアメリカ多いな。最初は〈SXSW〉の〈JAPAN NITE〉に出て、夏は〈ワープト・ツアー〉で」

サキ「あと、母校の中学でも演奏したな。照明さんも来てくれて、体育館がピカピカになった」

たえさん「でもこの頃は母校でライヴする意味がわかってない(笑)。いまのほうが思うことがいっぱいある気がする」

サキ「この頃は何も考えてないな(笑)。bounceの表紙(2007年6月号)撮影とかも、〈楽しく撮ろうや~〉みたいな」

いかす「表紙になるスゴさがあんまりわかってない(笑)」

リーダー「気持ちだけで行ってるもんな。渡米した時も一個のことで大興奮してる。〈アメリカ人の反応はすごい大きいぞ!〉とか」

いかす「単純やな~」

 

オレスカバンド_Ph3

 

――そして2008年から〈オレスカバンドと旅出せぇ~い!〉に。この年もやっぱりUSでのツアーが大きかったね。

リーダー「まず山中湖で合宿したんだよね。前の年の〈ワープト〉で感じたことを曲に出そう!って言って、寝てもさめても曲作り」

サキ「ごはんが美味しかった。ビリヤードにハマッたね」

リーダー「いままで行ったとこ、全部もう1回行きたい(笑)。絶対感じ方が違うと思う」

サキ「この年も〈SXSW〉に行って、2度目の〈ワープト〉!」

とみ「アメリカのバンドからはDIY精神を教えてもらった気がする。自分らでフライヤー配ったり、PV作ったりしてるのを見て〈ウチらもそれしよう〉って」

リーダー「前の年は7都市だけだったけど、この時は全都市回れて本当に良かった。濃い経験でした」

――2009年からは日本での活動をすごいがんばってるよね。

リーダー「〈PUNKSPRING〉に出て、ワンマン・ツアーをやって、夏フェスに出て……」

サキ「みんな成人になったんで、打ち上げでお酒が呑めるようになって(笑)、他のバンドさんと仲良くなりやすくなりました。ただ、3年前はイヴェントに出てもウチらがいちばん年下やったんですけど、いまは年下がいっぱいなんですよ」

たえさん「対バンの子に〈小学生の時にCD買いました!〉って言われた(笑)」

 

オレスカバンド_Ph4

 

――成長したね(泣)。ところで4月には久々のニュー・シングル“自転車”がいよいよリリースされるね!

もりこ「プロデューサーの堂島孝平さんといっしょに作ったんですけど、新しい発想がいっぱい出ましたね」

とみ「レコーディングの時にみんなが演奏してるのを見て、〈いいな~〉と思う瞬間が増えた気がする。音楽の楽しさを改めて感じた曲です」

リーダー「歌詞も〈届け!!〉みたいな気持ちだし、音も最高にキラキラした音になってると思います!」

いかす「歌にはすごく生々しい感じが入っていて、いま聴いても胸が痛くなる。初めて気持ちを音楽にするところに行けたのかな」

たえさん「新しい感動と発見がありましたね。早く聴いてほしいです」

――最後に、読者の皆さんにメッセージを!

サキ「これまで読んでもらってありがとうございました! 今年も日本でがんばります。リリースもライヴもたくさんあるので、楽しみにしててください!」

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