ABN 『It Is What It Is』 G-Maab/Rap-A-Lot(2008)
テキサス・シーンの正当なる後継者トレイとZ・ロウのアスホールなユニットによる初のオフィシャル・アルバム。故ホークを招いた“Down In Texas”やUGKの名曲リメイク“3-16's”など完全テキサス仕様なので迷わずイクべし! スクリュー盤もセットで! (升本)
GREEN CITY 『Brand New Money』 Underground Railroad/SMC(2008)
テキサス・シーンの御意見番スカーフェイスの後ろ盾でデビューした地元の若手衆。テキサスだけでなく各地のスタイルを採り入れているのは新世代らしいが、スクリュード気味な“Good Enough To Me”など要所で確かな血統を窺わせている。(升本)
DEVIN THE DUDE 『Landing Gear』 Odd Squad/Razor & Tie(2008)
テキサスの激ユル王が老舗ラップ・ア・ロットから独立して放った第1作。これ以上もたれようがないほど深~くレイドバックしたユルーヴに乗せて、エロも何もかも煙に巻く歌ラップをモクモクと披露するスタイルに揺るぎはない。もはや伝統芸だ! (出嶌)
XRABIT+DMG$ 『Hello World』 Big Dada(2009)
イクスラビットはUKにいるが、クール・ダンディーとセオドアから成るダメージド・グッズの2MCはテキサスを拠点に活動。場違い? いや、イマっぽいナード感とUGK好きらしいマッシヴなラップはサウス好きなら必聴だ。そんな嗜好を踏まえてスクリュー使いもある! (出嶌)