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第168回 ─ パスタと完熟トマトと太陽の国からウェッサイ~!

連載
360°
公開
2009/03/12   00:00
更新
2009/03/12   17:58
ソース
『bounce』 307号(2009/2/25)
テキスト
文/DGノックアウト


  マカロニ! ペパロニ! ピッツァ、フィレンツェ、長靴のかたち! ジェノヴァ、カズ・ミウ~ラ……以上がオレの知るイタリアのすべてさ。そんなオレでも盛り上がれるんだから、Gの世界は最高だ。ってことで、徐々にいろんなブツの入手が容易になってるユーロG。今回はイタリアのアルダズをお招きしたぜ。地元のロヴィーゴで活動を始めて、コンティヌオリラッソというグループを結成。USでG修行を積んでたこともあるアツい男なんだ。ちなみに妄想じゃなくてガチなインタヴューだからな!

──『Ride Till I Die』は最高さ! 今回は初の自主レーベル作品だよな?

「カリフォルニア・ファンクっていうオレとラ・モンフェのレーベルだぜ。オレらはギャングスタじゃないけど、西海岸のGファンクや昔のファンク、ソウルが大好きなんだよね。USモノにも似てるけどオリGナルさ!」

──2パックが大好きなんだって?

「ああ、『All Eyez On Me』はいまもオレにとっちゃ大傑作だし、パックはマジで最高のラッパーだ。彼はヒップホップ面でオレに最初に影響を与えてくれた人物だよ」

──ほほう、マキャヴェリズムってやつだな(←違う)。ところでスムース・スタイルズ・オブ・ライフとかUS勢とも相互にコラボしてるし、アルバムにはDJ AKも参加してるよな。AKとの曲はまさにデリシャスというかボーノというか……。

「あ? AKはヘマをやったぜ。他人のスタイルをパクるヤツは好きじゃない

──よくわからないが仲良くやれよ。

「まあ、今回の『Ride Till I Die』ではそういうヘイターやビジネス、パーティー、ラヴについて語ってる。過去最高にアダルトな味わいのアルバムだろ? Buono!さ」

──何で知ってるんだよ! で、この後は?

「CFGからラ・モンフェも出すし、それからオレのベスト盤だな。その後に出す新作の準備もしてるよ。日本のホーミーにも会いたいぜ!」


DJ AKの2008年作『Sound Of The Tube』(Gangsta Zone)

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