目と耳を激しく刺激する、ヒップなスケートDVD!

ロンドンのスケート・ショップ〈Slam City Skate〉がUKヒップホップの人間交差点的な役割を果たしていたり、スパイク・ジョーンズによるスケート・ビデオでの実験がプロモ・クリップに派生していったり、sarcasticのようなアパレル・ブランドがラブン・タグのディスコ・ダブ作品を扱っていたり……と、常に音楽~ファッションとの相互作用を育んできたスケート・カルチャー。そんな蜜月を見せてくれるヒップなDVD〈overground broadcasting〉がこのたび登場しました! 手掛けるは、THA BLUE HERBのDVD「THE WAY HOPE GOES」の監督として知られ、自身もスケーターである森田貴宏。日本各地はもちろん、サンフランシスコや北欧などで撮影されたフィルムから成る本編は、スケーターたちのトリックを独創的なカメラワークで捉え、スリリングな情景を展開しています。
で、ここに提供された音楽も最高にクール。最近はソロ・ライヴも盛んなO.N.Oの重厚テック・ヒップホップ、民謡をスピリチュアルに取り込んだMOOCHYのディープ・トラック、DJ BAKUのスクラッチ・セッション、TAICHIの引き締まったブレイクビーツを筆頭に、ユンキーやDJ QUIETSTORMらも参加。同時リリースの2枚組サントラも、ジャンル不問の圧倒的に風通しの良い(!)聴き心地となっています。観るも聴くも、あとは〈SKATE AT OWN RISK!!!〉ってことで!