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第1回 ─ HUSTLE & FLORIDA

第1回 ─ HUSTLE & FLORIDA(3)

連載
G-GRIND PRIX
公開
2008/05/15   20:00
ソース
『bounce』 298号(2008/4/25)
テキスト
文/DGノックアウト

G-SPOTLIGHT 最前列のオマエらならわかる逸品を紹介するぜ!!

 よく考えると新連載なのに何の説明もしてないが……まあいいや。ってことで、オマエらのGなスポットを刺激する作品を軽く紹介しておこうか。まずは、また出たビジー・ボーンの『Ruthless』(Siccness/Koch)だ。リック・ロスも参加した変な豪華さが逆にミックステープ風だが、メジャー復帰作(この本が出る頃に入荷予定だ)の前哨戦として味わっとけや。

そのビジーとレイジーのデュオ=ボーン・サグズ……って名義も怪しすぎるが、『Still Creepin On Ah Come Up』(Real Talk/Koch)も一応公認モノらしく、ハズレのないボンサグ品質は今回も保証されてるぞ。で、ボーン絡みではもう一枚!


 こちらもミックステープらしく痛快なビート・ジャックぶりが楽しめる、クレイジー・ボーンの『Smoke On This』(RBC)だ。ニーヨのアレとかシアラのアレとかをお題に例のスムースな語りをモクモク吐き出していて、とりあえず楽しいから聴いてみてくれよな。

同じRBCからはディップセットの40キャルもストリート盤『The Yellow Tape』(RBC)を出してるぜ。どうやらクルーを抜けたみたいだが、ガツガツ成り上がってほしい逸材だよ。

そして最後は、DJ FILLMOREがフィンガズの名曲群をガシガシとミックスした『Brown Connection Vol. 1 By DJ Fillmore』(Streetlight Japan)でどうよ! メロエロからブリブリまで怒濤の名曲が押し寄せる、行楽シーズンが似合う爽快な一枚さ。クルマを持ってるヤツには標準装備を義務づけるぜ!

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