AI 『DON'T STOP A.I.』 ユニバーサル
シーンのトップを爆走するAIの6作目は、お馴染みのT.KURAをはじめ、BACH LOGICやトロイ・テイラーなど国内外のヤバイ面々が提供したビートに、ド迫力の塩辛声で応戦したガチンコ盤。個人的には感動を煽るスロウ~ミディアムより、“DON'T STOP”みたいなアゲアゲAIちゃんが好き!!
(山西)
JUJU 『Wonderful Life』 ソニー
“奇跡を望むなら...”のロング・ヒットで急浮上し、先だってはセリーヌ・ディオンのトリビュート盤でも堂々たる熱唱を聴かせていた実力派。初のフル・アルバムとなった今作でもスケール感の大きさで勝負しているが、デビュー時のスタイリッシュな姿を思い起こさせるアーバンなジャジー曲が趣深い。
(轟)
MAO/d 『COLORS OF LOVE』 LA'AMAOMAO
この名義では初となるミニ・アルバムは、ラヴソングばかりを集めた乙女な仕上がりに。プロデューサーの亀田誠司がクラムボンやCharaとの仕事を通じて磨いてきたドリーミーな音作りをここで一気に開花させ、高い透明度を誇る彼女のヴォーカルにさらなる彩りを与えている。
(山西)
ORION 『ONCE MORE』 Golden State City
自主リリース盤が地元の水戸を中心に話題となっていた新進シンガーの正式デビュー・シングル。ゴスペルの素養もあるという伸びやかな歌声を活かし、カップリング曲の“願い”共々冬空に染み渡るようなミディアム・スロウに。90年代風のアレンジも親しみやすいね。
(轟)
SATOMI' 『Sings ~Winter, and Luv~』 AOZORA
年の瀬に届いた彼女からの便りは、Mr. Childrenや岡本真夜らをカヴァーしたちょっぴり意外な企画盤。しかし耳馴染みのある楽曲でもブラック・フィーリングに溢れたキュートな歌声が乗ればすべて彼女色に染まるわけで、あの矢井田瞳“My Sweet Darlin'”だってCOMA-CHIを迎えてフロア仕様に様変わり!
(山西)