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第107回 ─ 冨田ラボが音の魔法をかけたライヴDVDで、〈あの一夜〉が甦る……

一夜限りのライヴを彩った、日本屈指のヴォーカリストたちを紹介!!

連載
360°
公開
2006/12/14   21:00
更新
2006/12/14   21:48
ソース
『bounce』 282号(2006/11/25)
テキスト
文/編集部

 曲間でオーディエンスがどよめいたら、それはゲスト・ヴォーカリストがステージに登場した合図――ここではライヴに登場したヴォーカリストたちをご紹介。まずは“耐え難くも甘い季節”で大らかな歌声を聴かせる畠山美由紀。続いてベスト盤を発表したばかりのCHEMISTRYは、“ずっと読みかけの夏”を清涼感溢れるハーモニーで歌い上げます。また、冨田ラボとは初の合体となる武田カオリ(Tica)は、“しあわせのBlue”“道”で原曲とは一味違った繊細なニュアンスを披露。さらに第1部のトリとして登場した高橋幸宏と大貫妙子の“プラシーボ・セシボン”では、滋味に溢れた洒脱なデュエットを堪能できます。続く第2部では、冒頭から実力派R&BデュオのSOULHEADがグルーヴィーな“Like A Queen”を歌いこなし、田中拡邦(MAMALAID RAG)にバトンタッチ。しっとりとした歌声に酔いしれていると、冨田恵一がプロデュースしたりと何かと縁の深いキリンジが登場。そして終盤を彩るのは、自慢のスキャットを聴かせるSaigenji、そしてm-floファミリーの一員として初のアルバムが待ち遠しいRyohei、さらにアンコールではハナレグミ……と、この文字数では語り尽くせない豪華メンツなのです!