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第6回 ─ 80年代の一枚:今月のゲスト/ULTRA BRAiN

連載
タイムスリップ・ディケイド・ディスク
公開
2006/03/27   14:00
更新
2006/03/27   19:13
テキスト
文/bounce.com編集部

bounce.comオリジナル・マンスリー連載〈タイムスリップ・ディケイド・ディスク〉。70、80、90年代、2015年の一枚を厳選していただき、その作品と自分だけの甘酸っぱい想い出を綴ってもらおう! というコーナーです(最後の〈2015年〉は未来の自分が聴いてるであろう一枚ということで)。マンスリー(全4回)で様々なアーティストに入れ替わり登場いただきます。今月のゲストは、ファースト・アルバム『NEO PUNK』のリリースを控えたTYUNK BRAiNこと難波章浩率いるULTRA BRAiNの面々。第二回は80年代の一枚をピックアップ!

TYUNK BRAiN
MADONNA『Like A Virgin』(1984)

中学生だったオレは、数あるFM雑誌に目を通し、赤線をを引いて好きな音楽をエアチェックしまくっていた。親の目を盗んでイレブンPMを見ていた多感な中コーの、五感に飛び込んできたマドンナの歌声。〈なんてエロいんだ!〉ソッコーで恋に落ちたのは言うまでもない。ベストヒットUSAが教科書だった。80年代のムードを追いかけてしまう風潮はいつまでも終わらないのかもしれないな。だってこの時代の人達って、絶対的に踊りまくってるもん。

DJ BRAiN
FUGAZI 『Fugazi EP』(1988)


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マイナー・スレットと迷いましたが、やはりこのファーストです! 友達に何気なくもらったテープを何気なく聴いていたら、結局テープがノビノビになってさらにノイジー&エモくなっちゃったくらいハマりました。仕方ないのでCDを買ったのですが、またもや聴き過ぎて音が飛びまくってさらにアヴァンギャルドに!!! 来日ライブはもう説教レベル! 他のアルバムも全部好きです!

GABY BRAiN
SURF PUNKS 『My Beach』(1980)

このアルバムがなければ、俺はもっとマトモな人生を送ることができたはずだよ。そしてこのアルバムのおかげで、俺はむちゃくちゃな人生を送ることができている。ティーンネィジ・ガール!! 海とパンクが大好きな彼女。ワルノリだよ、本当さ。

GENTA BRAiN
MAD PROFESSOR 『A Caribian Taste Of Technology』(1985)

UK DUBを聞き始めた頃の一枚。ズブズブのディレイ、甘~いスィートなラバーズ、そしてスティールドラム! ジャケも相当リラックスしたマッドプロフェッサーが、ハンモックの上でトロピカルジュースを飲んでいるイラストで、北海道出身の自分からすると、聞いてるだけでほど遠い南国が身近に感じられたアルバムでした。一曲目は "FRESH AND CLEAN" という曲で〈ナイスで~す〉と言っています。空耳アワー並みです。

GON BRAiN
喜納昌吉&チャンプルーズ “すべての人の心に花を”『BLOOD LINE』収録(1980)

はいさい! ぐすーよー! わんぬーごんぶれいんやいびん!! (皆さんこんにちわ!! ゴンブレインです!!)僕が単身鳥取から上沖するきっかけとなったのが “すべての人の心に花を”です。沖縄ではアッパーな民謡「唐人どーい」などがながれるとすべてのうちなんちゅーが騒ぎです!! 大騒ぎです!!! 沖縄サイコー!!!! 余談ですが僕はまだ沖縄の学生です。。。

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