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第4回 ─ 2015年の一枚:今月のゲスト/SLOTH LOVE CHUNKS

連載
タイムスリップ・ディケイド・ディスク
公開
2006/02/23   14:00
更新
2006/02/23   21:56
テキスト
文/bounce.com編集部

新たにスタートしたbounce.comオリジナル・マンスリー連載〈タイムスリップ・ディケイド・ディスク〉。70、80、90年代、2015年の一枚を厳選していただき、その作品と自分だけの甘酸っぱい想い出を綴ってもらおう!というコーナーです(最後の〈2015年〉は未来の自分が聴いてるであろう一枚ということで)。マンスリー(全4回)で様々なアーティストに入れ替わり登場いただく予定ですが、今月のゲストは、ファースト・アルバム『四角いVISION』をリリースしたばかりのSLOTH LOVE CHUNKSのみなさん。いよいよ最終回の今回は、〈2015年の一枚〉を未来予想して頂きました!

佳世(ヴォーカル)
ORIGINAL SOUNDTRACK『The Wedding Singer』

この映画は、98年の作品ですが80'sの恋の話。私の自我が目覚めた時代の想像=未来の日曜日・未来のステディを頭にたくさんくっつけた時のバックトラックだった音が総てつまったアルバム。2015年にも必ず自我と日曜日があるはず・きっとこのアルバムを聴いて何かを造っているはずだから~SELECT1=EVERY LITTLE THING SHE DOES IS MAGIC/ THE SMITH。

og(ギター)
SLOTH LOVE CHUNKS『四角いVISION』

2015年。音楽は常にあって、決して無くならないから、その時あるべくしてある音を聞いていると思います。それは、すぐそこらに不親切に置いてある音かもしれないし、自分がようやく探し当てた音かは分からないけど。あと、僕には懐古主義者のような考え方が全くないので、続いて行くであろう音楽を聞いていたいです。自分にとっても、みんなにとってもそれがSLOTH LOVE CHUNKSであれば幸いです。

Kanno Kenji(ドラムス)
?『?』

2015年……10年後? 何を聴いているのか? その時なにが自分のスタンダードになっているのでしょうか……自給自足しながら田舎に住んでいると刺激もなくて、生活も荒んで……。一瞬の懐かしさで手に取った、PUNKレコードを聴き返して、またバンドがしたくなって、地元消防団の若者と集会場でバンド練習の日々。で、勢いで録った我がバンドのCDをくり返し聞いてた2015の夏。ハンド名と曲名とか恥ずかしくて言えない……~また~スピードが出てきた~♪

中尾憲太郎(ベース)
GENERATION X『Perfect Hits』

それまでの欲求は満たされ新たな探求が始まって、今より少し痩せているのが理想。きっと10年後もたいして変わらない。。。