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第18回 ─ ゲスト:羽鳥美保

連載
月刊太田・ダンディ食堂 
公開
2005/10/20   14:00
更新
2006/07/20   19:24
テキスト
文/羽切 学

知る人ぞ知る、長寿連載(いろんな媒体を流れ流れております)〈月刊太田・ダンディ食堂(DANDY SHOCK-DO!!!)〉のお時間がやってきました。毎回、当コーナーホスト太田浩が素敵なゲストをお招きして、他では読めないヨモヤマ話を繰り広げていますが。今回はチボ・マットのシンガーとして、まさに日本が世界に誇るアーティストとして活躍されてきた羽鳥美保さんをお迎えしました。初のソロ・アルバムのリリースも間もなくとか! では早速。

太田:オーストラリアはイギリスの悪い人が島流しにされてできた国だ、っていう説ありますよね?

羽鳥:あー、そう言う人もいますね。

太田:さすがカイリー・ミノーグを生んだ国だよね。

羽鳥:……えっ??!(笑)

太田:いや、僕大ファンなんですけどね。

羽鳥:そうなんですかー。カイリー・ミノーグって、ミシェル・ゴンドリーが作ったおもしろいビデオありますよね?

太田:どれだろう? それかどうかわかんないですけど、街の角をまがるとなんかカイリー・ミノーグが増えてるおもしろいクリップが僕のまわりで話題になりましたねー。

羽鳥:そう! それですよ。

太田:ああ、あれ! アハハ。

羽鳥:チボ・マットもミシェル・ゴンドリーが作ってくれたビデオがあって。『VIVA! LA WOMAN』(チボ・マットのファースト・フル・アルバム)に入ってる“SUGAR WATER”ていう曲なんですけど。

太田:えっ、そうだったの? 『VIVA! LA WOMAN』! 懐かしいな、もう10年前か。その頃、お会いしてますよね? 覚えてますか? 僕、全然覚えてないな。最近すっかり……(後略。認知症〈アルツハイマー〉の話をしばし)。

羽鳥:昔、チボ・マットがイギリスでエブリシング・バット・ザ・ガールと対バンしたことがあって。

太田:それすごい組み合わせのライヴだなぁー。

羽鳥:いま考えると。トレーシー・ソーンとミシェル・ゴンドリーが知り合いでそのライヴを見に来てたんですね。で、チボ・マットのことを気に入ってくれたみたいで、「君達のPVを作りたい。それをやらないと他の仕事に取りかかれないよ」みたいな、すごい光栄なことを言ってくれたんですよね(笑)。

太田:おお! そのビデオはいま見ることはできないんですか? 何かの作品集に入ってるとか。

羽鳥:最近出ている彼の作品集に入ってますよ(※『DIRECTORS LABEL MICHEL GONDRY BEST SELECTION』にチボ・マット“SUGAR WATER”収録。現在は完売)。

太田:ところでフランスの人ってお風呂あんまり好きじゃないイメージがあるんですけど。

羽鳥:だから香水の文化がすごいのかしら?

太田:髪の毛とかペタっとしてない?

羽鳥:そうかな~?

太田:ほらタヒチ80とか。ダフト・パンクはわからないけどね、仮面かぶってるから。ハハハハ(←ひとりでウケてる)。

羽鳥:(苦笑)。

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