これがド定番! ゆるゆるディスクを紹介 その2
VARIOUS ARTISTS 『Om_100』 Om(2002)
オムのリリース100タイトル到達を記念したアニヴァーサリー・コンピ。今回スペースの都合で紹介できなかったソウルスティスやキング・クーバ、スクーバ、リスマなどの代表的な所属アーティストを2枚組にギュウ詰め。ハウス~ダウンテンポを中心にヒップホップなども織り交ぜた多彩でおトクなブツです。(出嶌)
MIGUEL MIGS 『Colorful You』 Naked Music(2002)
西海岸系ではハズせないDJ/アーティストのひとり、ミゲル・ミグスのフル・アルバム。リサ・ショウ、ジョジョ・ヘイリーらが参加したトロトロなまでにメロウなヴォーカル・トラックはネイキッド・ミュージック好きのツボを突く。甘くトロトロなディープ・ハウスで、特に女性のリスナーにお勧め。(堀内)
AQUANOTE 『The Pearl』 Naked Music(2002)
アクアノートのファースト・アルバムである本作は“The Pearl”“True Love”など、リサ・ショウやゾーイ・エリスら西海岸ではおなじみのシンガーたちをフィーチャーしたシングル・ヒットを多数収録。甘ったる~いメロディー・センスといいアナログ感がすごい独特のフワフワした耳触りがたまりません。(高橋)
MIGUEL MIGS 『Nude Tempo 001』 Naked Music(2002)
西海岸DJの代名詞とも言えるミゲル・ミグスが先陣を切ったものの、その後音沙汰なし?のディープ・ハウス系ミックス・シリーズ。カラッと聴ける前半から、ケリ・チャンドラー“Atmospheric”あたりで得意のジャジーかつムーディーにメロメロ崩していく後半まで一気に楽しめる。(高橋)
NAKED MUSIC NYC 『Reconstructed Soul』 Om(2001)
ネイキッド・ミュージックのレーベル・オーナーでもあるジェイ・デニスがレーベル名そのままに名付けたプロジェクト=ネイキッド・ミュージックNYC。このセカンド・アルバムもオムからのリリースで、ハウスはもちろん、スムースなR&Bトラックも収録した洗練性と色気たっぷりの好盤に。(出嶌)
JOHN BELTRAN 『Sun Gypsy』 Ubiquity(2002)
アンビエント・テイストな作風の印象が強いジョン・ベルトランですが、ユビキティからのリリース作品は軽快でスタイリッシュなラテン・ハウスがメイン。後半、一息つくかのようにスティングの名曲“Fragile”をアコースティック・ギターを効かせて哀愁カヴァー! これがイイ味出してます。(堀内)
CUICA 『City To City』 Ubiquity(2003)
ピート・ハーバート、シモーネ・セレテラによるユニット、クイーカのフル・アルバム。ラテン・パーカッションを前面に押し出し、フロアでもラウンジでも重宝されそうなスタイリッシュな曲が満載されている。ハウス~ジャズ・ファンの心の琴線に触れるサウンドがいまなお人気な、ユビキティのロングセラー。(堀内)