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乃木坂46、史上初となる2会場同時併催ライヴ完走。齋藤飛鳥センターの21thシングル宇宙初公開&「ザンビプロジェクト」始動も

乃木坂46

乃木坂46が、7月6日から8日にわたって「真夏の全国ツアー2018 ~6th YEAR BIRTHDAY LIVE~」を開催した。

今年で5年連続、5回目の明治神宮球場でのライヴとなった乃木坂46だが、今回は秩父宮ラグビー場も会場となり、同一アーティストの単独ライヴとしては史上初の2会場同時併催。1日で明治神宮球場(3万5千人)と秩父宮ラグビー場(2万5千人)で合計6万人、3日間で合計18万人を動員した伝説的なライヴとなった。

最終日は、灼熱の炎天下のなかスタートした。明治神宮球場1曲目は、1月にリリースされたアンダー・メンバーによるアルバム『僕だけの君~Under Super Best~』収録曲“自惚れビーチ”。会場にはメンバーを乗せた電車が現れ、会場を回る。「今年の夏は今まで以上だ!」と言わんばかりのスタートで早速オーディエンスの度肝を抜いた。

一方秩父宮ラグビー場は、20thシングル『シンクロニシティ』の選抜メンバーによる“裸足でSummer”からスタート。各会場5曲を歌い切ったところで両会場が中継で繋がった。秩父宮ラグビー場にいる白石麻衣から「神宮のみんな盛り上がってますか!」と投げかけられると、明治神宮球場の中田花奈が「みんな盛り上がってるよね!」と会場を煽り、大歓声が明治神宮球場と秩父宮ラグビー場に広がった。

「なんか神宮のみんなの声聞いてたらそっち行きたくなっちゃった!」と桜井玲香が言うと、中田も「私たちも秩父宮ラグビー場に行きたい!」と答えたところで、両会場“走れ!Bicycle”が流れ、歌いながらそれぞれ別の会場に移動すると言う前代未聞のパフォーマンスを披露。会場のボードにサインしたり、カートに乗ったり、走ったりと大忙しだった。

選抜メンバーが電車に乗って明治神宮球場に入ると会場はさらにボルテージを上げ、“ダンケシェーン”、“制服のマネキン”、“命は美しい”と3曲を両会場シンクロ披露。白石麻衣が「行くぞ!神宮!」と会場を煽り“ガールズルール”で会場は一体感を増していく。その後はユニット・パートや、3期生のみで行われる3期生パートで、それぞれが個々の魅力をさらに発揮した。

また選抜メンバーが、明治神宮球場に戻った本編後半は、シングル・ヒット曲を連発し真夏の会場がさらに熱気を帯びる。20thシングル“シンクロニシティ”でも曲名のとおり、両会場がシンクロする形でパフォーマンスし、2会場をひとつにまとめた。

そして毎夏恒例とも言える明治神宮球場での花火は、今年は乃木坂46にちなんで「460」発も上がり、メンバー、ファン、スタッフ、会場にいるすべての人が夏を感じたに違いない。最後は“君の名は希望”を歌い上げ、ファンが会場を乃木坂46のイメージ・カラーの紫に染め上げると、「私たち迎えの電車が来たので私たちこれに乗って帰ります!」と桜井玲香が別れを告げ本編が終了。

もちろん、これで終わらない乃木坂46「6th YEAR BIRTHDAY LIVE」。会場には映像が映し出され、乃木坂46の新プロジェクト「ザンビプロジェクト」の始動が発表された。同時にプロジェクトの公式Twitter(@zambi_project)と公式Instagram(@zambi_project)が立ち上がり、動画も公開となった。

アンコールは、抽選により明治神宮球場にはアンダー・メンバー、秩父宮ラグビー場には選抜メンバーと別れてスタート。“ロマンスのスタート”、“転がった鐘を鳴らせ!”をシンクロ披露すると、明治神宮球場では、8月8日にリリースとなる21thシングルのアンダー楽曲“三角の空き地”を初披露した。中田から感想を求められた観客は大歓声で応えた。

本日のライヴで乃木坂46として最後のステージになる相楽伊織と斎藤ちはるは、マイクを通さず「みなさん本当にありがとうございましたー!」と涙ながらに感謝の気持ちを伝えると、ファンもそれに応えるように張り裂けんばかりの声援を送った。

ステージの映像でこれまでの2日間のドキュメント映像が流れると、ライヴは終了ムードに。だが、まだまだ終わらない「6th YEAR BIRTHDAY LIVE」。バックヤードにいる齋藤飛鳥らが映し出されると「お前ら、これで終わりだと思っただろ!こっちにも来ちゃいました!」とサプライズ登場。秩父宮ラグビー場で初公開した21thシングルの表題曲“ジコチューで行こう!”を明治神宮球場でも披露した。

最後はやっぱりシンクロ・パフォーマンス。ライヴではお決まりのキラー・チューン“ハウス!”、“おいでシャンプー”を披露しステージをあとにした彼女たち。だが、歓声は止まず、ダブル・アンコールへ。

夏と言えば“ガールズルール”ということで再度披露し、本当のラスト。「6th YEAR BIRTHDAY LIVE」は、最高の形で終点に到着した。

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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2018年07月09日 15:34