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連載/コラム

ALLY & DIAZ

連載: 360°

掲載: 2013年05月22日 18:00

更新: 2013年05月22日 18:00

ソース: bounce 355号(2013年5月25日発行)

インタヴュー・文/一ノ木裕之



アノ人のソロ、ALLY & DIAZが増え続ける仲間と作り上げた〈音楽讃歌〉!



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ラウドかつアグレッシヴなサウンドを前面に打ち出しつつも柔軟な作風の本隊とシンメトリーの孤を描くように、風通しの良い音楽性からときに素の表情も窺わせる山嵐のベーシスト、TAKESHIのソロ・プロジェクト=ALLY & DIAZ。「バンドでやるときはシリアスにすべてを詰めていくけど、ソロは遊びの感覚も持ってますね」という彼の言葉は、今回リリースされたセカンド・アルバム『ALLY & DIAZ 2』が湛えるフットワークの軽さを裏付けるものでもあるが、それもほぼ5年越しで完成した前作があってこそのこと。

「ファーストは何度も迷いと戦いながら作ってたから、(参加を)依頼したアーティストからどういう答えが返ってくるかも不安があったんですよ。だけど、〈すげえ聴いてるよ〉とか周りの友達が言ってくれるだけでアルバムを作って良かったなと思ったし、作ったことで自信にもなった。そこからセカンドも作っちゃおうって気持ちにすぐなれて、精神面で安定感を保ったまま、楽しく曲作りができましたね」。

共演相手をなんとなく頭に浮かべつつ、みずからの手による30ものベーシック・トラックから厳選して曲作りを進めたという本作。その土台にあったテーマは、前作と同様に〈自由〉だと彼は語る。ロックはもとより、ヒップホップ~レゲエ・フィールドに渡るフィーチャリング勢で前作の陣容を踏襲しながらも、アッパーな曲調を大きく取り込んだアルバムは、いっそう表情を豊かにした。

「1曲1曲は濃厚だけど、タイトに終わるアルバム。さらっと聴きやすくて、何度も何度も聴けるようなアルバムにしたかった。前作よりアコースティックな要素が少なくなったぶん、生のドラムを入れたりいろんな音を混ぜて、アプローチを変えました」。

名刺としての初作から、「よりジャンルに囚われず作った」と本人が振り返る『ALLY & DIAZ 2』へ。そのアルバムの全貌を、以下に続く全曲解説でさらに詳しく紐解いていこう。



▼山嵐の近作。

左から、2010年作『PRIDE』(Knife Edge/ポニーキャニオン)、2011年作『YAMABIKO』(徳間ジャパン)

 

▼山嵐のメンバーのソロ作品。

左から、ALLY & DIAZの2011年作『ALLY & DIAZ』(徳間ジャパン)、KOJIMAの2012年作『CIRCUIT BREAKER』(クラウン)

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