DR. DREのニュー・アルバム『Detox』はKRAFTWERKからの影響大?
99年発表の『2001』以来となるニュー・アルバム『Detox』に期待の高まるヒップホップ界きってのプロデューサー、ドクター・ドレー。彼がこの新作の制作にあたって、テクノの始祖的な存在であるクラフトワークからインスピレーションを受けていることをあきらかにした。
ドレーはロイターのインタヴューにて、ニュー・アルバムの制作において60~70年代に活躍したアヴァンギャルドなアーティストの作品を研究したことを明かし、次のように語っている。
「60~70年代の音楽をたくさん聴いたよ。クラフトワークやパーラメント、ファンカデリックなんかをね。特にクラフトワークは本当によく聴いた。彼らの音楽は、ヒップホップの成り立ちに大きな影響を与えたしね。俺の音楽的な趣味は、季節ごとに変わるんだ。そしていまはクラフトワークに凝ってるってわけさ」。
これまで延期を繰り返してきた新作『Detox』だが、今年中にはリリースされる見込み。また、新作からの先行シングルとなるジェイ・Zとのコラボレーション曲“Under Pressure”は4月後半に発表される予定だ。