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5月9日~5月15日のタワレコ渋谷店チャートはthe band apart、BEAT CRUSADERS、POTSHOTなどが登場

今週はベスト10半数が初登場作品と活気づくタワレコ渋谷店総合アルバムチャート。総入れ替えとなったベスト3のなか、トップに飛び込んだthe band apartはもはや貫禄の強さ。2位はBEAT CRUSADERSの約2年半ぶり通算5作目となるメジャー第一弾フル・アルバム『P.O.A~POP ON ARRIVAL~』。お面のポップ・パンク軍団は一回りも二回りもパワーアップして帰ってきました。ザックリとしたギターと短い曲のなかに凝縮されためくるめくポップ・ワールドが熱い支持を集めております。3位はそんなビークルが影響を受けたであろうUSバンド、ウィーザーの3年ぶりのオリジナル・アルバム。パワーポップの疾走感のなかに泣きメロを封じ込んだギター・サウンドは健在で、今後もその影響力を後続バンドに与えていくと思われます。8位は活動歴10年を越えるロック・バンド、dustboxの新ミニ・アルバム。メロコア、ギタポなんでもアリのロック・サウンドが迫力ものです。10位はブラーのデーモンとデンジャー・マウスがプロデュースを手掛け、デ・ラ・ソウル、ネナ・チェリーなどが参加した折衷的ポップ・アルバムとなっております。

一方J-INDIEアルバム・チャート。こちらも総合と共に首位を制したのはthe band apart。フュージョンやボサノヴァなども消化した複雑な曲展開を持ちながら、突き抜けるようなメロディーとロック・サウンドで聴かせてしまうバンド・アンサンブルの逞しさは高性能かつ安定感抜群。いまやインディー界においては、向かうところ敵なし状態となっております。4位は解散を発表したPOTSHOTのラスト・オリジナル・アルバム。日本におけるスカコア・サウンドの確立バンドともいえる彼らの有終の美を飾る力作です。5位はPlastic Treeの通算18枚目となるシングル。オルタナティブ・ロックを消化しながら、軽快な疾走感とポップ感を持ったPlastic Treeならではの、ギター・サウンドを展開しております。

・タワーレコード渋谷店総合チャート(5月9日~5月15日)
1. the band apart『quake and brook』
2. BEAT CRUSADERS『P.O.A~POP ON ARRIVAL~』
3. WEEZER『Make Believe』
4. Def Tech『Def Tech』
5. NINE INCH NAILS『With Teeth』

→6位以降はこちらから

・タワーレコード渋谷店J-INDIEアルバム・チャート(5月9日~5月15日)
1. the band apart『quake and brook』
2. Def Tech『Def Tech』
3. ELLEGARDEN『RIOT ON THE GRILL』
4. POTSHOT『POTSHOT BEAT GOES ON』
5. Plastic Tree『讃美歌』

→6位以降はこちらから

掲載: 2005年05月17日 18:00

更新: 2005年05月17日 18:45