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インタビュー

櫻井哲夫

カテゴリ : インタヴュー 

掲載: 2012年09月12日 11:57

ソース: intoxicate vol.99(2012年8月20日発行号)

取材・文 馬場雅之(タワーレコード本社)

スーパー“お一人様”ベースによる洋邦名曲カヴァー!

ジャズ・フュージョン・シーンのみならず、日本のポップス、ロック界でも活躍中のトップ・ベーシスト、櫻井哲夫。今回の新作『TALKING BASS』は「“一人で作った音楽”でのデビュー作」と本人が語るソロ・ベース作だ。ベース以外の楽器、プログラミング、ヴォーカルまですべて本人。

「ベースはアンサンブルの一部としての楽器ですが、音楽家である以上、一人でも何か出来ないものかな、という思いがありました。それで一年半前からソロのライヴを始めたんです。本当にソロだとアンサンブルがあまりに乏しいので、いろいろやっていくうちに弾き語りや自分の歌も取り入れつつ、バックにオケを流してもソロ・パフォーマンスが成り立つ、ということが納得できたので、自分が歌う代わりにベースで歌っているような、ベースをリード楽器のように弾いた作品になりました」

これまで数々のソロ・アルバムを発表している中で、収録曲のうち、10曲中8曲がカヴァー曲という内容は初。

「いつもはオリジナル中心でしたが、今回はカヴァーが多い分、“選曲する”という作業がありましたね。みなさんが知っていて、僕がみなさんに聴いて欲しくてベースで歌える曲って何だろう? という基準で選びました。ビートルズ、スティーヴィ・ワンダー、映画音楽、日本のポップスなど。ハービー・ハンコックの《バタフライ》は当時ハードロック少年だった僕にとって、こんな凄い曲はマネできないなあ、みたいな憧れの1曲だったんです。ここに参加してくれた、25年来の友人のマーカス・ミラーが素晴らしいリード・ベースを披露しています」

チャレンジは、自らヴォーカルをとる2曲。

「ソロ・ライヴでも2時間のステージに変化をつける意味でヴォーカル曲を入れて自分で歌っていました。今回ディレクターの後押しもあって《アイ・キャント・ヘルプ・イット》《見上げてごらん夜の星を》をそれぞれ英詞・日本語詞で歌いました。後者を取り上げた理由は今の日本に夢や勇気を、といったメッセージもあります。おだやかな曲調の中、間奏のディストーションのベース・ソロはある意味、みなさんの心の中にある大災害の怖さ、それを決して忘れないという気持ちを表現しました」

最後に伺ってみた。櫻井哲夫にとってベースはどんな存在?

「自分の人生のパートナー、分身、いっしょに年をとっている相棒です」

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