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インタビュー

UNISON SQUARE GARDEN “流星のスコール”

カテゴリ : .com FLASH!

掲載: 2012年07月25日 18:01

更新: 2012年07月25日 18:01

インタヴュー・文/宮本英夫



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[ interview ]

1年ぶりに、UNISON SQUARE GARDENから待望のニュー・シングルがいよいよ到着。“流星のスコール”――いかにも彼ららしい、スケールの大きな言語感覚でタイトルを冠されたこの曲では、3人の持つ個性とアイデア、イマジネーションをこれまで以上に強く込め、グルーヴィーかつ疾走感ある自身の新たなスタイルに挑戦。ライヴに明け暮れた1年間での成長の証であり、その向かう未来を指し示す道標となる1曲だ。カップリングにもバンドにとって重要な意味を持つ楽曲を揃え、UNISON SQUARE GARDENは新たな創造の次元へと突入しつつある。



ミドルテンポの疾走感



――CDリリースは、だいたい1年ぶりですね。この1年間は、バンドにとってどんな時期だった?

田淵智也(ベース)「普通といえば普通の過ごし方ですね。ライヴをやって、曲を作って、バンドでアレンジして、CDを出せるタイミングを待つ、という感じです。去年の7月に『Populus Populus』を出してからずっとこのタイミングを待っていたので、ようやく来たというか、この1年が長かったなと思ってます」

――じゃあ、次のリリースは今年の夏という目標を見定めて……。

田淵「いや、それも決まってなかったです。いつタイミングが来てもいいように曲はいっぱい作ってます、という感じでした」

――で、久しぶりに届いたシングルが“流星のスコール”。いつ頃ですか、この曲を作ったのは。

田淵「出来たのは4月とかなので、けっこう最近の曲なんです。毎回とにかく曲をいっぱい作って、全然アルバム行けますよっていう準備をずっとしていて……ある程度出来た時に聴き返してみると、〈こういうタイプの曲が足りないな〉というものがあったりするじゃないですか。そう思って作ったのが“流星のスコール”ですね。〈こういうテンポ感、そういえばなかったな〉と。自分のなかでもいちばん最近の曲なので、やってなかった部分にトライしたという感じの楽曲です」

――このビート感、何て言えばいいんだろう? グルーヴィーなダンス・ビートをテンポ・アップして、疾走感のあるロックンロールに仕上げた、というような……。

田淵「他のJ-Popのバンドと比べるとしたらアップテンポのナンバーだと思うんですけど、僕らのなかではこれがミドルテンポなんですよ。相対的に、お客さんにもこういう曲は、ミドルテンポという落とし込みをされて、ライヴでは骨休め的な解釈をされがちで。でもこのテンポでアップテンポな疾走感、フロアが沸く感じを作れる楽曲があればいいなとずっと思っていたし、16ビートの感じを、タンバリンやギターのストロークで入れることで疾走感を出そうという意識は、みんなで共有してましたね」

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――その感じは、すごくよくわかる。フロアが沸いてる風景が目に浮かびますよ。

田淵「僕らはライヴで〈踊ろうぜ〉とか言葉では言わないから、楽曲でどうにかするしかなくて。その時に、速い曲で盛り上がるとか、4つ打ちで盛り上がるとか、いろんな手札があるなかで、こういう手札があるとライヴで楽しめるんじゃないかな?と思って、そこに挑戦するつもりはありました」

鈴木貴雄(ドラムス)「ライヴでみんながジャンプする絵が見たかったので。僕も音楽を聴いて、ジャンプしながら作りましたね」

――自分が(笑)?

鈴木「スピーカーから音を出して、それに向かってライヴの絵を考えながら、ピョンピョンピョンって(笑)。〈このぐらいのテンポだったら成立するな〉というものを探りながら。あとはとにかく、この曲の第一印象は〈メロディーが良い〉だったから、メロディーを立たせるにはどうしたらいいか。それに対して、逆にドラムを激しくするほうが、この曲に関しては正解だなと思ったんですね。言葉にも、切ないながらも力強さがあったので、主人公の力強さをちゃんとドラムでも表現したいなと思った時に、ハイハットやシンバルもちょっと開いて、ガシャガシャ鳴るようにして……というところから作っていきましたね。シングルということもあって、多くの人に届きそうな曲なので、エゴに走らず、シンプルに、かつアイデアのある音作りを心掛けました」

――なるほど。イメトレは大事だと。

鈴木「想像力の職業ですからね」

斎藤宏介(ヴォーカル/ギター)「最初に聴いた時、〈ギターで曲に立体感を出せるな〉というのがまずパッと浮かんで。それはコード感、音色、エフェクト、ギター何本かの組み合わせとか……キラッとした成分の多いギターと、えげつない感じのリフを弾いて、そのコントラストを出すとか、そういうところで奥行きを出せるな、と。そこで立体感とスピード感を出して行ったうえで、自分の歌い方を探して……という取り組み方でしたね。バンドを続ければ続けるほど、メンバーとの音像に関するディスカッションがスムースになってきてるし、言葉にしなくてもたぶん同じようなイメージを共有できてるはずだから。そういうところでの、トータルでの作り方がだんだん上手になってきてるんじゃないかな?と思います」


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