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インタビュー

kowloon 『metallic, exotic』

カテゴリ : .com FLASH! 

掲載: 2011年05月18日 18:00

更新: 2011年05月23日 22:39

インタヴュー・文/大石 始

 

kowloon_特集カバー

 

[ interview ]

99年から2005年までのあいだ、そのユニークなミクスチャー・サウンドで高い評価を得た界でも活動を共にしていた高橋鉄兵(ベース/ギター/マイクロコルグ)、中村圭作(キーボード/シンセサイザー)を中心に結成されたkowloon。2006年に梅木太一(ドラムス)が加入したことによって現在の編成となった彼らは、toeやmouse on the keysと並んで大きな注目を集めるインスト・バンドだ。中村がtoeのライヴ・サポートやstim、ホテルニュートーキョーといった別ユニット、さらには木村カエラ・バンドのキーボーディストとして腕を奮っていることもあって、近年その注目度も急激に上昇しつつある3人が実に4年ぶりの新作『metallic, exotic』を完成させた。ハードコアの熱情とジャズのクールネス、ブレイクビーツの心地良さが共存し、ここにしかない世界を描き出したこの力作について、中村と梅木の2人に話を訊いた(リーダーの高橋は高熱のため欠席)。

 

ゴッタ煮感のあるサウンド

 

――kowloonの結成は2005年ですよね。

中村「そうですね。僕と鉄兵がやってた界というバンドの最後のライヴが2005年にあったんですよ。その前からkowloonの原型みたいなユニットをしこしこやってたんで、界とはクロスフェイドしてる感じですね。kowloonとして正式にライヴを始めたのも2005年です」

――どうして界と並行して別ユニットを始めることになったんですか。

中村「界は最初6人編成で、その後5人になるんですけど、スタジオのスケジュールが合わせにくかったりツアーに出づらかったりと、現実的な制約があったんですよ。それと、バンドの最小人数でどこまでできるのか、やってみたかったこともあって。最初は鉄兵と2人だけでセッションしたり、カヴァーをやったり。2人ともブラック・ミュージックが好きなので、ロイ・エアーズやスティーヴィー・ワンダーのカヴァーを。具体的なヴィジョンがあったわけじゃなくて、2人で何ができるのか探りつつやってた感じですね」

――界とは違うことをやりたかった?

中村「いや、そういうわけじゃなくて、2人だけで何ができるのか、そこを純粋に試してみたかった。界ではカヴァーもやってなかったし、鉄兵は鉄兵でいろんなアイデアがあって。界の後期にはMCが入ってたんですけど、楽器だけのほうが自由度が高いんで、界にはなかった曲調のものをやったり」

――歌がないほうが自由?

中村「例えばAメロ~Bメロ~サビという歌があると、それにコードを付けていく作業になってくるんですよ。メロディーを引き立たせる演奏が中心になってくるというか。ま、界の時もやりたい放題やってましたけど、2人だけだとさらにやりたい放題できるみたいな」

――で、界の活動休止が2005年の秋。

中村「最後のライヴが(下北沢の)CLUB QUEだったんですよね。その前にバンドの休止が決まってて。その時のライヴは『LAST DANCE in 下北沢』っていうライヴ盤になってます」

――その後kowloonに移行していくわけですね。

中村「そうですね。最初はkowloonっていう名前もなかったんですけど、青山の(ライヴハウス)月見ル君想フで初めてライヴをやるっていうんで、鉄兵が〈kowloon〉っていう名前を考えてきたような」

――そもそも、なんでkowloonというバンド名に?

中村「九龍(カオルーン)って中国と香港の間にある治外法権的な場所だったんですけど、そこの要塞にいろんな人が住み着いてしまって、カオティックな要塞が形成されてたんですよ。そういうゴッタ煮感のあるサウンドのイメージが鉄兵にはあったと思います。昨年のtoeのツアーの際、九龍城の跡地にも行ってきたんですけど、(イギリスから中国への)香港返還に伴い壊されちゃって、いまはツルッとした公園になっちゃってるんですけど」

――太一さんが加入したのはいつ頃だったんですか。

梅木「2006年の2月ぐらいだったと思います」

中村「『The Fever』っていうミニ・アルバムをその前に出してるんですけど、その時は(上領)謡子ちゃん(界の元ドラマー)がドラムを叩いてて。『The Fever』を出した後に謡子ちゃんが脱退して、それから太一が入った形ですね」

 

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